2015年7月22日水曜日

アメリカ強し!

ワールドグランプリ決勝ラウンド初戦、日本は世界ランク1位のアメリカと戦った。結果は3-0(25-12, 25-15, 25-18)でアメリカが圧勝。

今日の日本はアメリカに全く歯がたたなかった。攻撃はほとんど通用せず、取れたポイントの大半が相手のミスによるもの。残念ながらレベルの違いを見せ付けられたような試合だった。もちろんサイズ、パワーの違いはあるが日本が勝るべき他のエリアにおいても、この試合を見る限り、今の日本はアメリカに劣ってしまっているように思う。特にセッター。正セッターであるグラス選手がケガで欠場しているにも拘らず、若いクレクロ選手とトンプソン選手の安定したスピードのあるセットワーク〔特にトランジッションのスピード)は日本のセッター陣を勝っている。

サーヴレシーブがそれほど崩れ無かったにも拘らず、攻撃が機能しなかった事実を考えると、もちろん攻撃陣の出来もあるが、同時にトスの質、そして攻撃の組み立てに問題があるのではないかと思う。何度も書いているがラリー中のセットがどうしても安定しないので、せっかく上がったボールが得点に繋がらないのも大きい。特に毎試合で見られるセンター攻撃のトスの低さはアタッカーのミスを引き起こしてしまっている。世界のトップと互角に戦うためには修正が必要だと思う。何とか頑張ってほしい。

明日の相手は今日ブラジルに敗れた中国。これまでのスタメン、ベスト6がこのラウンドに参加していないが、高さとパワーがある。ただ経験の浅い選手主体なので、日本が本来のバレーを出せれば勝てる相手だ。 頑張れ日本!





その他、ロシアがイタリアを3-0で下した。 


0 件のコメント: