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2016年7月10日日曜日

WGPブラジル優勝

                                            Photo by FIVB

タイのバンコクで行われたWGPファイナルラウンドの決勝、ブラジル対アメリカはフルセットの末ブラジルが勝利し、大会優勝を決めました。 大会序盤、国際試合から離れていたこともあるのか中々調子が上がらなかったブラジルですが、さすがに後半しっかりコンディションが上がり、本来の強さを見せたように思います。 一方アメリカはこの大会、終始安定した強さをみせていたように思いますが、この試合ではシステムが崩れたときの脆さを感じました。 

3位はロシアに逆転勝利したオランダ。

決勝ラウンドで主力を欠いた中国、同じく決勝ラウンドでコシュレバ選手が欠場となったロシア、そして予選前半を主力なしで戦ったセルビアなど、オリンピックではかなり違った戦いになるようにも思えますが、決勝を戦ったアメリカとブラジルは現在のベストメンバーで素晴らしい試合を見せてくれたと思います。 お疲れ様でした!

以下ドリームチーム

Best Outside Spiker: Sheilla Castro (BRA)
2nd Best Outside Spiker: Kimberly Hill (USA)
Best Middle Blocker: Rachael Adams (USA)
2nd Best Middle Blocker: Thaisa Menezes (BRA)
Best Libero: Lin Li (CHN)
Best Setter: Nootsara Tomkom (THA)
Best Opposite: Lonneke Sloetjes (NED)
Most Valuable Player: Natalia Pereira (BRA)

                                                                                                                                Photo by FIVB

2016年6月10日金曜日

WGPブラジル戦

                                  Photo By FIVB

ワールドグランプリのリオ・ラウンド2日目、日本は地元ブラジルと対戦。 結果は3-0(25-20, 25-23, 25-15)でストレートでブラジルが勝利しました。

日本は初戦と同じラインナップ。 ブラジルはファビアナ選手に代わりイタリア戦に出ていなかったタイーザ選手がコートに入りました。 第2セットは接戦となったものの、日本のバレーをすぐに見抜き、弱点を徹底して攻めることの出来る、経験豊富なブラジルに完敗だったように思います。 逆に日本はそのブラジルに対し最後まで答えを見い出せなかったように思います。 

数字を見て見ましょう

       スパイク サーヴ ブロック エラー ディグ レセプション セット

日本      39    2    3      13   64    23         18

セルビア    51               2              9              14           59         21                      24

ブロックは予想できましたが、それ以上にスパイクの得点で大きな差が出てしまいました。 そのほどんどが、ミドル攻撃でブラジルの両ミドルの攻撃は70%以上の決定率。特にタイーザ選手がアタック15ポイントと、日本のブロックが何枚付こうが関係なく良く決めていました。 一方の日本は内瀬戸選手と山口選手以外の選手の決定率が30%程度。 レシーブの良いブラジルとは言え、ちょっと低すぎるように思います。 全体的に低いという意味では、厳しい言い方ですがセッターの責任が大きい思います。 ミドル攻撃に2枚つかれる場面が多々ありましたが、いくらテクニックがあっても高さのない日本の選手にとって、それでは厳しいと思います。 あとディフェンス面で、ブラジルだけに限らず、アメリカ、ロシア、中国あたりは、体の小さな日本の弱点でもあるコート奥にアタックを打ち込んでくるので、場合によっては前に打ちつけてくるボールを棄てて、コートエンドに絞るシフトがあっても良いのではと、この試合を見て思いました。

ブラジルのテクニックや勝負どころでの強さはさすがでしたが、数字で見てもミドル以外の攻撃がまだまだ思うように機能していないように思います。 負けはしましたが、日本はこの試合でしっかりデータが取れていると思うので、オリンピックに向けて良い策を見出してほしいと思います。 



その他の試合、注目のプールA1はアメリカ、中国が勝利。 両チーム共にほぼベストメンバーで明らかに抜き出た強さを見せました。 特に中国は日本が苦戦したタイを全くよせ付けず、圧倒的強さでした。 



プールC1は、トルコがベルギーを、そしてロシアがオランダを下しました。 コシュレバ選手をケガで欠いているロシアは最終予選と同じベストメンバーのオランダに快勝しヨーロッパ女王の強さを見せてました。



リオでの第2試合、イタリアはセルビアを3-1で下しました。  

2016年6月9日木曜日

ワールドグランプリ初戦

                                        Photo by FIVB

リオ・デ・ジャネイロで行われたワールドグランプリ、グループ1の初日、日本対セルビアは3-0(31 - 29、25 - 18、28 - 26 )のストレートで日本が勝利しました。 日本のスターティング・メンバーは田代、座安、江畑、古賀、山口、大竹、内瀬戸選手。 一方のセルビアは、ベテランのブラコセビッチ選手を除くほとんどが若手と控え選手中心のラインナップ

最終予選に出場していなかったメンバーがどんなプレイを見せてくれるのか注目でしたが、良い部分と不安な部分がでた試合だったと思います。 まず良かった点から、大竹選手と田代選手のコンビがピッタリ合って、クイックが良く機能していたと思います。 また相手が慣れていなかったということもあると思いますが、内瀬戸選手の早い攻撃はとても効果的でした。 古賀選手も本来の調子を取り戻しつつあるような良いプレイを随所で見せていました。 不安に見えた点は、江畑選手。 国際試合に長く出ていなかったせいか、攻守ともにまだ本来の動きが出来ていないようでした。 アタック決定率も40本打って9得点と低い数字、加えてサーヴミスも多かったです。 大会中、徐々に調子が上がることを期待しましょう。 田代選手のトスワークは宮下選手と違ったカラーを出していて、おもしろいと思うのですが、ラリー中のトスの精度を上げることが課題だと思います。 また若干拘りすぎるようなトスの選択が良く見られ、特にセットの後半、相手の裏をかくべく選択が裏目に出た場面が多々見られたように思います。 コンビという点ではバックアタックのタイミングがまだどの選手ともうまくあっていないようでもありました。 

高さはあるもののセルビアはミスが多かったですね。 ブランクのあったブラコセビッチ選手もまだまだ本調子ではなかったように思います。

数字を見てみましょう
 
       スパイク サーヴ ブロック エラー ディグ レセプション セット

日本      47    5    6      17   76    30         20

セルビア    42               5               9            23            56         23                      23


                                                                                                                        Image by FIVB

日本はサーヴでもう少し攻めたい感はありますが、この試合安定したレセプションでディグもよく上がっていたと思います。  まずは1勝おめでとうございます。

 

現在のベストメンバーと思われるラインナップで登場したブラジルは、若手中心のイタリアに思わぬ苦戦。 さすがに最後は勝負強さを見せ3-1で勝利しましたが、今後に不安が残る試合内容でした。
 

2015年8月2日日曜日

オランダがグループ1への切符をゲット!

ポーランドのルブリンで行われたワールドグランプリ、グループ2の決勝、オランダ対ポーランドの試合は、オランダがストレートでポーランドを下し優勝、来年の大会グループ1昇格への切符を手に入れた。昨年決勝でベルギーにフルセットの末惜しくも敗れたオレンジ軍団、ジオバーニ・グイデッティ新監督の元、秋のヨーロッパ選手権での活躍が期待される。

以下グループ2の最終順位


1. The Netherlands
2. Poland
3. Czech Republic
4. Puerto Rico
5. Bulgaria
6. Canada
7. Argentina
8. Croatia

2015年7月30日木曜日

ワールドグランプリを振り返って

今年のワールドグランプリの結果は、優勝がアメリカ、2位ロシア、3位ブラジル、4位中国、5位イタリア、そして6位日本。予選全勝の中国がベストメンバーを決勝ラウンドに送り込まなかったこともあり、アメリカの圧勝的強さが印象に残る大会だった。

中国と並び現在のアメリカは間違いなく世界から頭ひとつ抜けている。特にロースターの厚さでは世界一ではないだろうか。登録されているすべてのプレイヤーを大会を通してバランスよく起用し、どの選手がコートに入っても力の差が出ない総合的強さを見せた。加えて、同時にトロントで行われていたパンアメリカンの大会では、全く別のチームで、
ベストメンバーで挑んだドミニカ共和国やフェグレイ選手やジャクリン選手を含むブラジルを押さえ優勝している。決勝の模様を映像で見たが、早い攻撃を軸にしたバレーは、グランプリで優勝したチームとさほど違いは感じられなかった。おそらくアメリカ代表チームのプログラムが、一貫されたシステムによって連ねかれ、チーム全体が向上している結果の表れだと思う。どの選手が入ってもなかなか思うようなバレーができなかった今回の日本チームとは対照的だ。また大会中興味深かったのは、タイムアウト時のベンチの様子。その時のローテーションで前衛ブロックの中心になるセンターの選手が、相手の攻撃への対処を監督に代わりチームに再確認する場面が多く見られた。ただベンチからの支持を受けて動くのではなく、コートに入る選手が自主的にどういう戦い方をしているのかを考えしっかり理解し確認している様子が印象的だった。今のアメリカはチーム全体、各選手レベルでどういうバレーをやっていくのかというコンセンサスがしっかりとれているのだと思う。

そのアメリカを予選で倒した優勝候補中国は、決勝ラウンドを控え選手にまかせ、ワールドカップに焦点を絞ったようだ。昨年よりさらに強さを増し、近年最も成長を遂げているチームだと思う。若手の台頭により、荒さの目立つバレーの印象が強かった数年前とは見違えるほど、いろんな部分で修正が行われている。特にこの大会ではレセプション、そしてサーヴ力のアップが印象的だった。アメリカほどのスピードは無いが、パワーと高さを生かしたバレーではおそらく上。加えてシステムが乱れても、2段トスを打ち切れるエースの存在が大きい。ワールドカップでも間違いなくアメリカと並び優勝候補となるチームだ。

若手中心のチームで挑んだブラジルはアメリカ、ロシアに負けわしたものの、さすがにしっかりメダルを獲得。中国、アメリカに比べると世代交代に苦しんでいる感はあるものの、トップチームの実力を見せた。ワールドカップへの参加がないため、今季はチームの中心であるベテラン勢をゆっくり休ませ、ベストなコンディションで来年のオリンピックにかけてくるのであろう。

そして日本。昨年の世界選手権にもまさり、チームにとっては非常に厳しい大会だったのではないだろうか。もともと日本は、過去いろんな選手や戦法を試し、シーズンのコンディションを見極め、同時に他のチームのデータを集めるような場にこの大会を置いていたように思うが、決勝ラウンドで他のチームとここまでレベルの違いを見せつけられたことは近年珍しい。思うに、日本がハイブリッド6という新しくも困難な取り組みを行っている間に、他のトップチームでは個々の選手の技術を向上させ、チームとして目指すバレーのレベルアップに成功しているのではないだろうか。逆に日本はオールラウンドであるということにプライオリティを置いたため、本来極められるべきポジションのスキルの向上があまり出来ていないように感じる。結果決め手に欠けてしまい、どの試合も、またどの選手が出ても中途半端で、チームがいったいどんなバレーを目指しているのか、見ている側にはあまり伝わってこなかった。特に日本のバレーの要となるべきセッターやリベロポジションは、数字に表れている通り、海外のチームから逆に遅れを取り始めてしまっている。古賀選手や宮部選手のような明るい要素もあるが、来年のオリンピックで勝つためには彼女らに頼るようなバレーをしていては厳しい。前回銅メダルをとった功績は素晴らしいし、もちろん新鍋選手や江畑選手が今回参加していないこともあるが、今の日本チームはあの時のレベルではなくなってしまっている。そんな状況でトップチームに勝てるほど世界は甘くないということをこの大会で痛感出来たのではないだろうか。 ワールドカップまではもう時間も無いので、修正は難しいと思われるが、是非今回の悔しさを来年につなげていってもらいたい。 頑張れニッポン!

以下個人賞


2015年7月26日日曜日

ロシアに敗れ決勝ラウンド全敗

ワールドグランプリ決勝ラウンド最終戦、日本はロシアと戦った。結果はストレートでロシアの勝利。

昨日に近いスタメンの日本だが、第1セット、レセプションが乱れに乱れ、ロシアに大差をつけられ落としてしまう。ああいった崩れ方をしてしまったとき、タイムアウトを取るだけでなく、やはりレセプションを4人にするとか、一時的メンバーチェンジなど、何か策が取られるべきだと思う。この大会で明らかにレセプションの弱点を世界に知られてしまった日本、ワールドカップに向けてもある程度推定されるべきポイントのひとつだと思う。

アメリカ、ブラジル、中国に比べると極端にセンターからの攻撃が少ないロシアは日本にとってはどちらかというと戦いやすい相手のはず。しかしロシアの単調な攻撃に対し、日本のセンター陣のブロックは全く機能せず、高さは明らかだが、タイミング、コースなど、ほとんど的すら絞れておらず、レシーバーとの連携もあまり感じられなかった。ハイブリッド6ではなく、センタープレイヤーを入れたフォーメーションで戦うのであれば、もっと高さのあるブロック力のある選手が必要だと思う。ロシアもベストメンバーとは言いがたい若いラインアップだったが、さすがに強い。高い打点からの攻撃もさることながら、この大会では特にディフェンスの良さを見せており、この試合でも日本のディグ28に対し42。本来なら日本が勝るべきレシーヴ力でも今の日本をはるかに上回った。特にベストリベロに選ばれたマロバ選手、日本の強打やフェイントをことごとく上げ、素晴らしいプレイを見せていた。

中国、アメリカ戦に続き、この大会での日本チームと明らかにレベルの違いを見せられてしまった試合だった。 


接戦でイタリアに敗れる

ワールドグランプリ決勝ラウンド第4戦、日本はイタリアと戦った。結果はフルセットの接戦の末イタリアが勝利。

日本はこれまであまりスタメンで出ていなかった若い選手中心〔内瀬戸、鍋谷、宮下、迫田、島村、山口)でこの試合に挑んだ。昨日中国を破り、勢いに乗っているイタリアは高い打点からスパイクを打ち込み、序盤試合をリードする。しかし、今日の日本は非常に粘り強く、長いラリーの中でミスを誘い、イタリアを苦しめる。結果イタリアは控え選手のほとんどうを起用する総力戦。コート内の雰囲気もこれまでの試合で一番良かったのではないだろうか。第4セット、第5セット、マッチポイントを取りながらも逆転されたのは痛かったが、メンバーチェンジしないで、スタメンの若い選手が試合経験出来たことは大きかったのではないかと思う。負けということにちがいはないのだが、今日の負けは勝機の見えた負けだったのではないだろうか。

そんな中、素晴らしい活躍をしたのは内瀬戸選手。イタリアの高いブロックを巧みにかわし、これまで全く機能していなかったライトポジションを見事にこなしていた。内瀬戸選手の素晴らしいところは、守備から攻撃に入るトランジッションの速さ。ほぼ助走無しでも打てることから、他の選手であればフェイントになるようラリー中のセットを強打に出来る。同時にデフェンス。彼女と宮下選手が入ることによって、日本の守備は遥かによくなると思う。レセプションで’も大きく崩れることが少ない。加えて宮下選手。トスの安定やゲームメイクの仕方にまだまだ改善の余地があるようだが、サーヴ、ブロック、ディフェンス力で今チームの中では間違いなく抜きに出ている選手だと思う。この試合でもブロック5本とエース2本はチームトップの数字だ。現在日本のセッターで海外のチームに対し、これに近い数字を出せる選手はいない。 彼女を世界1のセッターに育てることがメダルへの近道ではないだろうか。そのためにはもっともっと試合に出て国際試合の経験を積んでほしい。

今日の相手は昨日中国に敗れたロシア。頑張れ日本! 


2015年7月24日金曜日

ブラジル戦

ワールドグランプリ決勝ラウンド3日目、日本はブラジルと戦った。結果はストレートでブラジルの勝利。

今日日本は木村選手に代わり石井選手がスタメン入り、若いブラジルと第1、2セット競った戦いをする。しかしこの試合、ブロック、そしてディフェンスでも日本を勝るブラジルにセット後半でリードを許し、そのまま各セットを取られる。日本は第3セット、メンバーを入れ替え反撃を試みるが、効果はなく、ブラジルに簡単にセットをとられ、決勝ラウンド3連敗となった。

数字が表すとおり日本はブラジルのブロック(15)に圧倒された。アタッカーの調子もあるが、やはりトスの質も含めた攻撃の仕方に問題がある。加えてブラジルのミドルの総得点32〔内サーヴィスエース3)に対し日本が7点。日本のセンター線の弱さを見せ付けられた。ただ、ここまでの2戦に比べると、最初の2セットで少し日本らしさが出ていたように思う。アメリカや中国に比べ今回の若いブラジルチームはサーヴがさほど強くなかったので、少し戦いやすかったのではないだろうか。特に、第3セット交代させられてしまったものの、古賀選手が頑張っていたと思う。この大会の日本のロースターでは、誰が入ってもオポジットのポジションが全く機能しないので、どうしてもレフトへのマークが厳しくなるが、そんな中良く決めていた。それにしても新鍋選手、江畑選手のいない穴は大きいと痛感する。

残り2戦、個人的には宮下選手をはじめ若い選手達に経験を積ませてほしいと願う。頑張れ日本! 


2015年7月23日木曜日

中国にまたも完敗

ワールドグランプリ決勝ラウンド2戦目、日本は予選で完敗した中国と戦った。結果は3-0で中国の勝利。

昨日同様、日本のバレーはこの試合でも全く通用せず、レベルの違いを見せ付けられてしまった。決勝ラウンド、コーチも含め控えのメンバーで戦っている中国。昨日のブラジル戦でこのチームのキャプテン、セッターが負傷したため、今日の試合ではそのまた控えのセッターを起用。しかしそれでも、高いレベルを維持、日本を全く寄せ付けなかった。特筆すべきは安定したレセプション。若く大きい選手達が素晴らしいボールコントロールで高さとパワーだけではない、スキルの高さを見せた。加えて、中国はどの選手が出てきても闘志を前面に現し、チームを盛り上げ、自らを勢いずけることが出来ている。

一方の日本は相変わらず、すべてのエリアにおいてプレイが安定せず、ミスを連発。プレイへの自信を失ってしまっているかのように、選手からの気迫が見ていても伝わってこない。試合内容としては昨日に続き、この大会最悪だったのではないだろうか。 テクニカルな部分での問題以上に、昨年までの日本であれば、序盤上調子が上がらなくても、試合の中で持ち直せる自信みたいなものが感じられたのだが、今のチームからは全くそういったチーム力が感じられないことが心配だ。

明日の相手は今日ロシアに敗れてしまったブラジル。 監督とフェガレイ選手他、トロントで行われているパンアメリカンへ参加しているので予選で戦ったチームとラインナップが少し違っている。 頑張れ日本!





2015年7月22日水曜日

アメリカ強し!

ワールドグランプリ決勝ラウンド初戦、日本は世界ランク1位のアメリカと戦った。結果は3-0(25-12, 25-15, 25-18)でアメリカが圧勝。

今日の日本はアメリカに全く歯がたたなかった。攻撃はほとんど通用せず、取れたポイントの大半が相手のミスによるもの。残念ながらレベルの違いを見せ付けられたような試合だった。もちろんサイズ、パワーの違いはあるが日本が勝るべき他のエリアにおいても、この試合を見る限り、今の日本はアメリカに劣ってしまっているように思う。特にセッター。正セッターであるグラス選手がケガで欠場しているにも拘らず、若いクレクロ選手とトンプソン選手の安定したスピードのあるセットワーク〔特にトランジッションのスピード)は日本のセッター陣を勝っている。

サーヴレシーブがそれほど崩れ無かったにも拘らず、攻撃が機能しなかった事実を考えると、もちろん攻撃陣の出来もあるが、同時にトスの質、そして攻撃の組み立てに問題があるのではないかと思う。何度も書いているがラリー中のセットがどうしても安定しないので、せっかく上がったボールが得点に繋がらないのも大きい。特に毎試合で見られるセンター攻撃のトスの低さはアタッカーのミスを引き起こしてしまっている。世界のトップと互角に戦うためには修正が必要だと思う。何とか頑張ってほしい。

明日の相手は今日ブラジルに敗れた中国。これまでのスタメン、ベスト6がこのラウンドに参加していないが、高さとパワーがある。ただ経験の浅い選手主体なので、日本が本来のバレーを出せれば勝てる相手だ。 頑張れ日本!





その他、ロシアがイタリアを3-0で下した。 


2015年7月18日土曜日

日本決勝ラウンドへ

ワールドグランプリ予選の最終戦、日本はタイと戦った。結果は3-0 (25-19, 25-21, 25-15) で日本が勝利。

久々に木村選手がスタメンに入ったこの試合、序盤レセプションが乱れる場面があったが、日本はすぐに持ち直し、安定したバレーで試合をリードした。今日のポイントはブロックだったと思う。ここまでの最多12本のブロックでタイの攻撃を封じた。これだけブロックが出ると試合運びが楽になる。また劣性からではなく、試合を閉めるための2枚変えもうまく機能していた。中国と同じように、タイも2戦目なので、しっかり古賀選手をマークしているようだったが、今日は古藤選手がうまくセットを散らせていたように思う。
 
勝率で並んだセルビアが今日ドイツに敗れたため、日本はギリギリ6位で決勝ラウンド進出を決めた。

以下決勝ラウンドへの進出するグループ1上位6チーム
  1. ブラジル
  2. 中国
  3. アメリカ
  4. ロシア
  5. イタリア
  6. 日本

決勝ラウンドはアメリカのネブラスカ州オマハで7月22日からスタートする。 日本の初戦の相手は地元アメリカ、その後、中国、ブラジル、イタリア、ロシアの順で厳しい対戦が続く。 頑張れニッポン!

2015年7月17日金曜日

ワールドグランプリ中国戦


ワールドグランプリ香港大会の第2戦、日本は中国と戦った。結果は3-0 (25-13, 25-20, 25-17)で中国の勝利。

前回の戦いからしっかり対策を立ててきた中国に対し、日本は手も足も出なかった。前にも書いたが中国チームを見て思うことは各プレイヤーがレセプションなどの弱点を確実に修正し、サーヴなどのスキル向上をしっかり行ってチーム力をアップさせていること。同時にブラジルチームに通じるような対戦国への対策の早さ。もちろん日本も見えてこないところでのスキルのレベルアップや対策はおこなわれているのであろうが、残念ながらここまでの試合を見る限り、新人の古賀選手以外そういったところが明確にはみえてこない。おそらくこの試合ではいろんな選手を試し、ワールドカップに備えるという策なのかもしれないが、残念ながら今の中国チームに対し、日本の勝機は全く見えない試合だった。 

ドイツが勝率を伸ばしてきているので、日本の決勝ラウンド進出は微妙になってきたが、気持ちを切り替えて今日のタイ戦がんばってほしい。



2015年7月16日木曜日

アメリカ戦

ワールドグランプリ予選最終ラウンドの香港大会、日本は昨年の世界選手権チャンピオン、アメリカと戦った。結果はアメリカが 3-0 (25-23, 25-22, 26-24) で勝利。

ここまで若手主体のチームで全勝のアメリカは、この大会初めて昨年のベストラインナップに近いスタメンを起用。一方の日本は木村選手に変わり石井選手、セッターに宮下選手、対角に迫田選手で挑んだ。日本は序盤から良い動きを見せ、アメリカにしっかりとついていくが、中盤サーヴレシーヴが乱れ、連続得点を許してしまう。特に第3セット大きくリードしてからの逆転負け。もう少し早いベンチの対応があってもよかったのではと思う。今日のアメリカはミスも多く、かなりモタついていたので、日本がつけ込むチャンスは大いにあった。しかしレセプションに加え、ラリー中のセットが安定しない日本は、せっかく素晴らしいディフェンスが出てもの、なかなかそれを得点につなげることが出来なかった。そんな中良かったのはピンチサーバーとして起用された木村選手。各セット後半の追い上げに大きく貢献していた。途中鍋谷選手と一時交代するが、今日は石井選手も非常に良かった。またこの大会では日本のサーヴがあまり走っていないように見える中、島村選手がのエースがいつも良いところで出ている。

この試合と中国戦を見て感じたのは、レセプションが崩れたときの対策。ただ崩れた選手を変えるだけでなく、レセプションのできる選手を一時的に4人にして、狙われている選手のプレッシャーを軽くするような策があってもいいのではと思う。男子の試合では強いジャンプサーバーのローテーションでそういう策を一時的に取るケースを良く見る。今日の試合のように、アメリカはレセプションが乱れ始めるとシステムが崩れ、もろさを見せるところがある。中国のように崩れた2段を強烈に打ってはこないので、日本がラリー中の攻撃をもっと丁寧に組み立てれば、勝機は十分にある。それにしてもこの試合での両チームのディフェンスは本当に素晴らしかったが、アメリカのエンドコートへのボールや、ブロックタッチ後コード外後方に来るボールの処理は日本も参考にすべきだと思う。 


今日は中国とのリマッチ。頑張れ日本!




2015年7月13日月曜日

ワールドグランプリ第2週を終えて


ワールドグランプリ第2週を終えての順位は以下の通り。


  1. ブラジル   18
  2. 中国    18
  3. アメリカ   17
  4. イタリア   11
  5. ロシア   11
  6. 日本    10
  7. タイ     8
  8. ドイツ    6
  9. セルビア   6
  10. ベルギー   3
  11. トルコ    0
  12. ドミニカ共和国 0
1位から3位まではここまで全勝のチーム。ブラジル、中国共に一勝すれば、開催国のアメリカと共に決勝トーナメントへの進出を決めることができる。問題は残りの3スポットで、現在4位から9位までのチームにまだチャンスが残っているわけだが、最後までわからなくなりそうだ。そんな中、日本とタイは上位のアメリカ、中国と同じブールなので、現在下位のドイツ、セルビアに逆転されることも大いに考えられる。日本としてはとにかくタイ戦でしっかり3ポイント、そしてできればアメリカもしくは中国に勝利、負けてもフルセットまで持ち込んで少しでも多くのポイントを取っておきたい。日本戦に加えて、楽しみなのは中国とアメリカの試合。先月の親善試合ではアメリカが勝ち越しているが、公式戦となれば、緊張感が違う。ワールドカップまで、手の内を隠す可能性もありそうだが、昨年の世界選手権決勝の再現。両チームともに力が入ることは間違いない。 

今週も頑張れ日本!

 

2015年7月12日日曜日

中国に完敗

ワールドグランプリ埼玉大会最終日、日本はここまで全勝の強豪中国と戦った。

第1セット、日本の単調なレフト主体の攻撃は、高さを誇る中国に全く通用しない。日本としては最悪のパターンだ。サーヴで崩されてしまったのは大きいが、日本の攻撃は、あまりにもシンプルすぎて、簡単に相手のブロックにつかれてしまう。特にトランジッションからの攻撃。高さのある中国に対して、もう少し工夫された攻撃戦略があっても良かったのではないかと思いつつ、この試合を見ていて、今の日本のチームはただ戦うのに精一杯でそういった余裕は見られない。第2セットの序盤、中国のブロックを見事に振った山口選手と長岡選手によるコンボ。ああいった攻撃がもっともっと必要だと思う。2枚ブロックにつかれたレフトの打ち合いになってしまっては、中国に勝つことはまず難しい。加えて本来の持ち味でもあるサーヴ、レシーヴ力がこの大会ではまだあまり出ていない。ハイブリッド6という戦術から元のフォーメーションに戻った今シーズン、いろんな部分で日本はまだまだチームが未完成で目指しているバレーの形が見えてこない。そんな中、逆にオリンピックに向け確実に進歩している今の中国チームとの差を、厳しい形はあるがこの試合で知れてよかったのではないかと思う。

中国チームは、若い力の成長、そしてロウヘイ監督が良く口にしていた「チームに無い部分」を補強し、着実に強くなっている。特にサーヴ力の強化はこの試合でも見事な成果を見せていた。加えてブラジルにも通じる勝ちたい気持ちを前面に表し、自らを調子つけるバレーだ。アメリカと共に現時点では他のチームから抜け出ており、間違いなく今回、そしてワールドカップ優勝候補だ。

日本はいよいよ、来週そのアメリカ、そしてもう一度中国と対戦する。 是非頑張ってほしい!  



2015年7月11日土曜日

ドミニカに快勝!

ワールドグランプリ埼玉大会の2戦目、日本はドミニカ共和国と戦った。結果は3-0で日本の勝利。

監督を含む中心選手のほとんどをトロントで行われているパンアメリカンの試合に送り込んでいるドミニカ共和国は、この大会ここまで勝利が無い。この試合でもミスが多く、最後まで流れをつかめないようだった。日本は古賀選手に変え、ここまでピンチサーヴァー以外なかなか出番のなかった石井選手、そして昨日活躍した宮部選手をスタメンから起用。今日は第1セットからセンター攻撃を織り交ぜた巧みな攻撃を見せ、終始試合をリードした。またここまであまり見せていなかったビック攻撃も良く決まっていた。途中、いろんな選手を起用し、真鍋監督はチーム全員の選手に調子を上げるチャンスを与えているように見えた。今日の中国戦に備えたのか。

その中国はここまで全勝、昨年よりさらにチーム力がアップしており、これまでの相手より確実い強い。日本が勝つためには、まずサーヴで崩し、高い攻撃を一本でも多く上げることが不可欠。特にエンドラインめがけブロックの上から強く打ってくるボールに対するレシーブ対策をとってほしい。この大会の大きな山。頑張れ日本!  




イタリア戦


ワールドグランプリ第2週目、埼玉大会の初日、日本はイタリアと対戦。結果は3-2 (25-15, 23-25, 25-27, 26-24, 15-12) のフルセットでイタリアが勝利した。

いつもどうりスタートから乗り切れず後追い状態の日本、これまでと違ったのは、いつもの後半の追い上げはなく、イタリアに圧倒されたまま第1セットを落す。第2セット、セッターを宮下選手、長岡選手を宮部選手へ代え、木村選手がオポジットポジションにスイッチする。しかし相変わらず序盤バタついた試合内容でなかなか宮部選手に良いトスが上がらなず、さすがに宮部選手も固さから開放されるきっかけを得ず、なかなか最初の一本を決めさせてもらえない。接戦で迎えたセットの後半、苦しい体制からやっと一本スパイクを決める。本来なら最も良い状況でベテラン選手のサポートを得ながらの若さを生かした思い切ったプレイを見せてもらいたかったところだが、この試合での日本のベテラン選手にはそんな余裕は全く無い。チーム苦境の中、むしろ頼られながら新人の宮部選手はこのセット、自力でデビュー戦の硬さを克服したように見えた。

第2セットの接戦を制した日本は続く第3セットようやくペースをつかみ、ミスの出始めたイタリアを大きくリード。しかし後半大事なところで木村選手が崩れ、連続失点。鍋谷選手と交代するが完全に流れがイタリアへ変わり逆転を許し、セットポイントを取られるまでに追い込まれる。しかし、イタリアのミスに助けられ日本は何とかこのセットを取る。序盤から接戦の第4セットは、宮部、古賀の両エースが良く決め、後半ようやく日本のブロックも出始める。しかしアンラッキーだったのがタッチを取られてしまったデュース後のボセッティ選手のスパイク。リプレイのビデオでタッチが無いのは明らかに見えたが、既に日本は2回のチャレンジを使い切ったあとで、ポイントがイタリアへ行ってしまい、そのままこのセットを取られる。

最終セットもほぼ互角の戦いではあったが、後半レフトだよりの単調な日本の攻撃がイタリアのブロックに捕まり、リードを許し、そのままセットを取られ、残念ながら日本はこの試合を落とすことになる。個人的にはこのセットの後半、ピンチサーヴァとしてではなく、もう一度木村選手をコートに戻して、攻撃の幅を広げてもよかったのではと思った。イタリア戦を見ていつも思うことはと木村選手への対策が徹底されていること。ブロックのきついマークに加え、レシーバーも木村選手の得意とする深いクロスのコースにしっかり入り、なかなか決めさせてもらえない。その上サーヴでも徹底して狙われる。もちろん他のチームも同様に仕掛けてくるが、イタリアはより効果的にプレッシャーをかけて来るように思う。逆にイタリア対策として器用な木村選手の攻撃パターンを他の試合であまり見せないパターンに変え、移動攻撃など交えて戦っても面白いのではと思う。


おそらくこの試合の注目は宮部選手に集まるのであろうと思うし、もちろんデビュー戦としては素晴らしい活躍だった。しかし、オリンピック出場のかかったワールドカップを前に、新人を試すのではなく、新人に頼らざるを得ない戦い方をしてしまっている全日本に大きな不安を感じてしまった。調子の波があまりにも多すぎるアタッカー陣も問題だが、やはり最大の課題はセッターになるのではないかと思う。サーヴカットが返っていないということもあるかもしれないが、この試合第3セットまで日本のセンター攻撃はほとんど機能していなかった。第1セットにいたっては、イタリアのブロックが5本と、日本の攻撃がいかに単調であったかがわかる。トスを上げるのに精一杯で試合中ゲームメイクをしていく余裕が無いように思う。結果、勝負どころで相手に読まれる単調なセットになり、アタッカーへの力頼みの試合展開になってしまっている。さすがに単調なトスでの打ち合いになってしまっては、いくら力があっても日本のアタッカーが大きい海外の選手と勝負するのは厳しい。

最後に、今日の試合、苦しい日本を支えた古賀選手。ミスをしても決して引きずらず、相変わらず安定したプレイを見せていた。高いイタリアのブロックが2枚ついても、しっかり打ち切れる余裕と技も見事。既に今の全日本のコートになくてはならない存在になりつつある。またベテランの中で唯一光っていたのが山口選手。要所要所、冷静なプレイで若手をサポートしていた。この大会では大竹選手に代わり途中出場が多いが、コートに入るととても安心できるプレイを見せてくれてる。宮下選手も彼女がコート入ると少しプレイに余裕が出るようにも思える。


今日の相手はドミニカ共和国。中心選手の多くがパンアメリカンの大会へ行っているので、世界選手権でのような強さは無い。頑張れ日本!



2015年7月7日火曜日

ワールドグランプリ第一週を終えて


第一週目を終えたワールドグランプリ、グループ1の各プールを見て行きたい。 

まずプールAはブラジルが全勝、日本が2勝1敗でそれに続いている。中心選手の多くが参加していない今回のブラジル、高さとパワーはあるがミスも多い。今回勝っておきたかった相手だ。是非決勝ラウンドでもう一度対戦を見たい。 

プールBは中国が全勝でロシアが2勝1敗。若い選手の成長が見られる中国は昨年にもまして強い。ヨーロッパのチームにも高さで勝負が出来、パワーでもブラジル、アメリカに劣らない。アメリカと並んで本大会の優勝候補だと思う。日本にとっては最も困難な相手のように感じる。 

プールCはアメリカが全勝でイタリアが2勝1敗でそれに続く。昨年の世界選手権で優勝したアメリカは予選で新しい力を試しているが、どの選手が入ってもほぼ力の差が見られないほど、ロースターの厚さを感じさせる。特に193cmの左利きのオポジット、ロー選手は大きな戦力になりそうだ。スピードと高さを追求するバレーは大会参加チームの中で最も完成されているように感じる。ただレセプションが崩れ始めると連続失点をするパターンもあるので、日本には是非サーヴで責めて行ってほしい。 

今週も頑張れ日本!

2015年7月5日日曜日

セルビア戦


ワールドグランプリ第3戦、日本は、監督、チームともに一新したセルビアと対戦した。結果は3-1 (25-22, 18-25, 28-26, 25-23)で日本が勝利。

この大会初めてスタメンに迫田選手が登場、木村選手がオポジットに入り、前2戦とは違ったフォーメーションで試合をスタートした。第1セットを接戦の末先取した後の第2セット序盤、迫田選手がなかなか調子に乗り切れず、石井選手と交代。それでも日本は流れをつかめないままこのセットを取られる。第3セット、オプジットのポジションに長岡選手が入り、木村選手がレフトポジションへ、しかし途中レセプションの乱れから内瀬戸選手と交代。そして23対17と大量リードされたところから長岡選手が大活躍。まさかの逆転でこのセットを取る。ここまでこの大会、日本は序盤相手にリードされ、後半ギリギリのところで逆転勝利するパターンが良く見られたが、この試合も同様。第4セット、途中セルビアに大きくリードされるものの、後半追いつき逆転し勝利。

しかし、今日の相手はミスも多く、決して強い相手とはいいがたいチームだったように思う。出来ればストレートで勝ってほしかったが、残念ながら負けていてもおかしくない試合内容だった。またこの試合では改めて今の全日本が抱えるセッターの課題が目立ったように思う。小さな日本が世界と戦うためには世界一のセッターが必要。ぜひがんばって育成していただきたい。



2015年7月4日土曜日

全日本ストレートでタイを下す

ワールドグランプリ第2戦、全日本は初戦セルビアをフルセットで下した地元タイと戦った。結果は3-0(25-21, 25-22, 25-22)のストレートで日本が勝利。

今日は終始タイに押され気味の試合展開だったものの、各セットの後半大事なのころで日本が踏ん張り逆転で逃げ切った。ストレートとはいえ、どのセットも接戦で厳しい戦いだった。そんな中、日本はサーヴとブロックでタイを上回まわった。また今日スタメンの古賀選手、新人とは思えない精確かつ安定したプレイでチームに貢献していた。とても頼もしい。

タイのチームを見ていつも思うことは、センター攻撃の決定力の高さ。若い力も加わっているようで中国に次ぎ、手ごわいアジアのライバルだと思う。