2015年5月7日木曜日

世界クラブ女子バレー、久光初戦勝利

スイスのチュリヒで行われている世界クラヴ女子バレーの初戦、アジア代表の久光製薬が、今季ヨーロピアン・チャンピオンズリーグで強豪を押しのけ優勝したトルコのEczacibasi VitrAをフルセットの3-2で下し白星スタートを切った。元トルコ代表のNeslihanやEsra選手を中心にトルコ国内では常に4強入りする名門のEczacibasi、 今季は前回優勝ロシアのDinamo Kazanから移籍したアメリカ代表のLarson選手やトルコのVakifBankで活躍していたドイツ代表のFurst選手、そしてドミニカ代表のDe La Cruz選手らが加わり、かなりパワーアップ。結果ライバルのVakifBankらを下し、この大会の出場の切符を手にした。

第一セット、久光はパワーと高さに圧倒されたのように簡単にセットを落としてしまうが、調子の出ない長岡選手に代わりコートに入ったミハイロビッチ選手が第2セットから試合の流れをチームに引き込む。以降ほぼ互角の戦いで、試合はフル・セットへともつれるが、最終セット、ミスの出たEczacibasi、久光が勢いで逃げ切った。この試合、久光はセッターの古藤選手、EcszacibasiはDe La Cruz選手がスタメンから外れていた。  

同プールで今日、Eczacibasiがワイルドカードとして出場しているロシアのDinamo Krasnodarを3-0のストレートで下したため、久光が準決勝へ進むためには、明日のDinamoから2セット以上取らなくてはならない。Dinamoはロシア代表のKosheleva選手やShashkova選手、ブラジル代表のFe Garay選手他、世界のスター選手を抱える強豪。熱戦が期待される。


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