2016年6月2日木曜日

オーストラリア戦

オリンピックへの望みをつなぐ最後のチャンスだったのですが、残念ながらストレートで敗れてしまいました。  オーストラリアにとっても負けられない試合で、フランス戦に出ていなかったキャプテンエースのエドガー選手をコートに戻し、チームまとまりがあったように思います。 各セット中盤までは日本も競り合っていいプレイを見せるのですが、どうしてもセットの後半、詰めの甘さが出てしまいます。 プレッシャーと緊張からなのでしょうか。 前日のフランス戦再現のような最終セット、デュース。 オーストラリアは強いサーヴを入れることが出来ず、フランスに負けてしまいましたが、この試合では立場が逆転し、強いサーヴが出来ない日本に対ししっかり攻めることが出来ていたように思います。 

数字を見て見ましょう

      スパイク  サーヴ  ブロック  エラー  ディグ  レセプション  セット

日本    47     4    2    16    30    29      25 


豪州              49                3            10            17             16            29                   17 



数字上エラーはこれまでより減ってはいますが、試合内容を見ると、大事な場面で出てしまっているように思います。 相変わらず、ミドルブロックは機能してません。ブロックで8点差があるということは、他でそれを補わなくてはならないのですが、攻撃では補うどころかマッチできてない部分もあるようです。 

ここまでのオーストラリアの試合を見て、日本はサーヴでリベロのペリー選手以外を狙って勝負すべきだと思っていたのですが、徹底されていなかったのは残念。 実際エースを取れたり、崩せたサーヴはウォーカー選手とロバート選手を狙ったものでした。 もっと崩せたと思うのですが、日本のベンチには何か違った狙いがあったのでしょうか

次はカナダ。 タイプとしてはオーストラリアに近いチームだと思いますが、ミドル攻撃を多用してきます。 フランス戦には出てませんでしたが、ケガのため昨年は万全ではなかったエースのシュミッツ選手がこの大会好調。 ベテランのウィンター選手がチームを離れたものの、若い力も加わり、昨シーズンより明らかに強いです。 ただオーストラリア同様、この大会レセプションがいまひとつ安定しません。 特にホグ選手とリベロのルイス選手、ゲームの後半乱れるパターンが多いので、日本はしっかり狙っていってほしいです。

頑張れ日本!

その他の試合

フランスは控え選手をスターティングでのぞんだカナダをよせつけずストレート勝利

 

注目のアジア対決、イラン対中国は一点を争う緊迫した接戦、フルセットの末イランが勝利


ポーランドはヴェネズエラにストレート勝利。

結果、ポーランド、イランがオリンピック出場を決めました。



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