全日本女子はロシアで行われているイェルツィン杯で初戦ブルガリアと対戦。結果は3-1(30-28,28-30-25-17、27-25)、第3セット以外すべてのセット、タイブレイクに入る接戦の末勝利した。
全日本のスタメンは木村、新鍋、佐野、長岡、中道、江畑、大野選手で、途中、江畑選手と石井選手、中道選手と宮沢選手、大野選手と山口選手を入れ替えながら、この試合戦った。印象としては昨年導入されたMB1のフォーメーションの完成度が上がった感じ。グラチャン時に見られたセンターなれしていない選手周りの接触などなくなり、かなりスムーズにプレイできていたように思う。あとは、センター対角〔この試合の場合長岡選手〕の選手がセンターポジションになるローテーションになった時、どう攻撃に生かせるかではないかと思われる。またセッターがファーストタッチをした場合、リベロではなく両サイドの木村選手と新鍋選手がセットするということが徹底されているように見え、デフェンスからの攻撃がよりスムーズになったように感じられた。気になったのは江畑選手と石井選手。オポジットというポジションながら、この試合決定力に欠けていた。一方のブルガリアはヨーロッパらしい高さとパワーで全日本を苦しめた。昨年に比べサーブレシーブ、ディフェンス力が上がったようで、若いチームということもあり、今後その成長が注目される。 ベルギーと共にヨーロッパの新勢力になりそうだ。
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