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2016年7月17日日曜日

ワールドリーグ、セルビア優勝

                                                                                                                         Photo By FIVB

ポーランドのクラコフで行われたワールドリーグの決勝、セルビア対ブラジルは3-0(25-22、25-22、25-21)のストレートでセルビアが勝利し大会初優勝を飾りました。

オリンピック・ヨーロッパ予選でまさかのセミファイナル敗退、オリンピックへの出場を逃がし、セルビアチームが今季どんなモチベーションでこの大会に臨むのか注目してましたが、予選からロシア、ブラジルといった強豪をことごとく下し、圧倒的な強さでチームの結束とレベルアップが感じられる試合を見せてくれました。 監督に就任して2年目のグルビッチ監督が、この3ヶ月過酷なトレーニングの積み重ねだったとコメントしてましたが、その成果がしっかり結果に現れたように思います。 特にチームとしてのサーヴ力の部分では抜きでていたのではないでしょうか。オリンピックに向け高い完成度をこの大会で見せていた優勝候補のブラジルすら圧倒された試合だったと思います。 エースのタナスエビッチ選手が膝のケガのため決勝ラウンドには参加してませんでしたが、その穴を埋める控え選手の層の厚さにも驚かされました。 試合後、「この試合、完璧である必要はない。 各選手のハート&ソウルでここまでこれたんだから、自分達のためにこの試合でもそれを出し切るようにと選手につたえました」というグルビッチ監督のコメントが印象的でした。 残念ながらリオで彼らのプレイを見ることは出来ませんが、セルビアはグループ3で優勝したスロヴェニア同様、すでに4年後の東京に向け、順調なスタートを切ったといえるのではないでしょうか。

                                                                                                                     Photo By FIVB

3決定戦はフランスがイタリアをストレート(25-23、25-21、25-20)で破り、銅メダルを獲得しました。 

Dream Team
MVP - Marko Ivovic (Serbia)
Best Outside Spiker - Marko Ivovic (Serbia)
Best Outside Spiker - Antonin Rouzier (France)
Best Middle Blocker - Mauricio (Brazil)
Best Middle Blocker - Srecko Lisinac (Serbia)
Best Libero - Jenia Grebennikov (France)
Best Setter - Simona Giannelli (Italy)
Best Opposite - Wallace (Brazil)


2016年6月9日木曜日

ワールドグランプリ初戦

                                        Photo by FIVB

リオ・デ・ジャネイロで行われたワールドグランプリ、グループ1の初日、日本対セルビアは3-0(31 - 29、25 - 18、28 - 26 )のストレートで日本が勝利しました。 日本のスターティング・メンバーは田代、座安、江畑、古賀、山口、大竹、内瀬戸選手。 一方のセルビアは、ベテランのブラコセビッチ選手を除くほとんどが若手と控え選手中心のラインナップ。

最終予選に出場していなかったメンバーがどんなプレイを見せてくれるのか注目でしたが、良い部分と不安な部分がでた試合だったと思います。 まず良かった点から、大竹選手と田代選手のコンビがピッタリ合って、クイックが良く機能していたと思います。 また相手が慣れていなかったということもあると思いますが、内瀬戸選手の早い攻撃はとても効果的でした。 古賀選手も本来の調子を取り戻しつつあるような良いプレイを随所で見せていました。 不安に見えた点は、江畑選手。 国際試合に長く出ていなかったせいか、攻守ともにまだ本来の動きが出来ていないようでした。 アタック決定率も40本打って9得点と低い数字、加えてサーヴミスも多かったです。 大会中、徐々に調子が上がることを期待しましょう。 田代選手のトスワークは宮下選手と違ったカラーを出していて、おもしろいと思うのですが、ラリー中のトスの精度を上げることが課題だと思います。 また若干拘りすぎるようなトスの選択が良く見られ、特にセットの後半、相手の裏をかくべく選択が裏目に出た場面が多々見られたように思います。 コンビという点ではバックアタックのタイミングがまだどの選手ともうまくあっていないようでもありました。 

高さはあるもののセルビアはミスが多かったですね。 ブランクのあったブラコセビッチ選手もまだまだ本調子ではなかったように思います。

数字を見てみましょう
 
       スパイク サーヴ ブロック エラー ディグ レセプション セット

日本      47    5    6      17   76    30         20

セルビア    42               5               9            23            56         23                      23


                                                                                                                        Image by FIVB

日本はサーヴでもう少し攻めたい感はありますが、この試合安定したレセプションでディグもよく上がっていたと思います。  まずは1勝おめでとうございます。

 

現在のベストメンバーと思われるラインナップで登場したブラジルは、若手中心のイタリアに思わぬ苦戦。 さすがに最後は勝負強さを見せ3-1で勝利しましたが、今後に不安が残る試合内容でした。
 

2016年1月8日金曜日

男子準決勝はドイツ対ロシア、そしてフランス対ポーランド!


ヨーロッパ・オリンピック予選男子予選リーグの最終戦、まず、プールA、セルビアがベルギーを3-1(25-18、21-25、25-21、25-21)で破り1勝を上げた。 試合の結果に関係なく、今年のオリンピック出場の可能性をすでに失っていた両チーム。特にセルビアチームはシドニーでの優勝をはじめ、オリンピックでは常に上位にいっていたチーム。 出場権利を逃がしたのは1992年以来だという。



首位がかかった注目のドイツ対ポーランドはフルセット(21-25、25-17、22-25、25-20、15-10)の末、地元ドイツが勝利。 興味深いのはセミファイナル以降の試合を意識してか3セット目以降は両チームともスタメンを休ませ、控えの選手中心で戦った。



プールB、フランス対ブルガリアは3-0〔25-19、25-20、25-15)でフランスが勝利。結果フランスがプール首位となり2位ロシアと共にセミファイナル進出を決めた。 



以下最終順位

プールA:1位ドイツ、2位ポーランド、3位セルビア、4位ベルギー
プールB:1位フランス、2位ロシア、3位ブルガリア、4位、フィンランド

セミファイナルの組み合わせは

フランス対ポーランド
ドイツ対ロシア






2016年1月6日水曜日

男子はセルビア、フィンランドが2敗、オリンピック参加が厳しくなった。



ヨーロッパ・オリンピック予選男子2日目、まずプールA、セルビア対ドイツは0-3〔20-25、24-26、20-25)でドイツが快勝。 セルビアは2敗となり、早くもオリンピック参加が絶望的になった。 チームの軸でもあったコバセビッチ兄の代表引退、セッター・ポジションそしてレセプションに不安を見せるセルビアは、終始安定したプレイをみせたエース、グロンザー選手リードするドイツにまさかのストレートで敗退。 








プールBのブルガリア対フィンランドは3-0(29-27、25-15、23-25、25-22)でブルガリアが接戦を征し、2敗となったフィンランドのセミファイナル進出は厳しくなった。




そして続く、フランス対ロシアは3-1(25-15、20-25、25-17、25-19)でフランスが勝利。 フランスは個々のプレーの繊細さに加え、お互いをよく知るチーム力でロシアを上回ったように感じる。 逆に今回ムゼスキー選手を欠くロシアは、善戦するものの新しい選手が加わッたこともあり、まだチームが出来上がっていないような印象だった。









以下順位表

プールA

Team
Matches
Results Breakdown
Played
Won
Lost
3-0
3-1
3-2
2-3
1-3
0-3
Ranking Points*
1
GERMANY
2
2
0
2
0
0
0
0
0
 6

2
POLAND
1
1
0
0
1
0
0
0
0
 3

3
SERBIA
2
0
2
0
0
0
0
1
1
 0

4
BELGIUM
1
0
1
0
0
0
0
0
1
 0

プールB


Team
Matches
Results Breakdown
Played
Won
Lost
3-0
3-1
3-2
2-3
1-3
0-3
Ranking Points*
1
FRANCE
1
1
0
0
1
0
0
0
0
 3

2
BULGARIA
1
1
0
0
1
0
0
0
0
 3

3
RUSSIA
2
1
1
1
0
0
0
1
0
 3

4
FINLAND
2
0
2
0
0
0
0
1
1
 0

2016年1月5日火曜日

男子はロシア、ドイツ、ポーランドが初戦勝利!


ドイツのベルリンで行われているオリンピック出場をかけたヨーロッパ予選男子の初日、まずプールAはベテランをチームに戻した地元ドイツがヨーロッパの新勢力ともいえるベルギーを3-0(28-26、25-19、26-24)、世界選手権チャンピオンのポーランドがライバル、セルビアを3-1(22-25、25-18、25-23、25-21)で、ブールBこの大会エース、ムゼスキー選手を欠くロシアが危なげなくフィンランドを3-0(25-17、25-16、25-19)でそれぞれ破り、白星スタートを切った。 


2015年7月19日日曜日

フランス初優勝!

ブラジルのリオで行われた第26回ワールドリーグの決勝、フランス対セルビアはフランスが3-0のストレートで勝ち、初優勝を飾った。

数字が表すとおり、今日のセルビアはエースのタナスエビッチを始め、レセプションでもミスが目立ち、これまでの試合で見せた力を出すことは出来なかった。一方のフランスはエース、エンガペス選手がサーヴ、アタックで大活躍。ルイジエ選手と共にチームをリードした。しかし攻撃もさることながら、強いフランスのバレーを支えているのはリベロのグレベニコフ選手を中心にした硬いディフェンスとセッター、トニユッティ選手の早くて多彩なトスワークだと思う。この大会、負けはアメリカ戦の1敗のみという素晴らしい成績で優勝となった。




3位決定戦はアメリカがストレートでポーランドを下しブロンズメダルを獲得した。

今日のアメリカはスタートから緊張感とエネルギー満ち溢れるようなプレイでポーランドにプレッシャーをかけた。特にこの試合ではサーヴミスが少なく、ポーランドのレセプションを苦しませた。一方のポーランドは珍しく、キャプテン、クビアック選手の調子が上がらず、途中交代。同時にエース、クーレック選手もミスを連発し、コートを離れることになる。控えの選手が健闘し、接戦となるが、アメリカの勢いを止めることが出来ず、第3セットも後半リードするものの、逆転負け、メダルを逃がした。




以下個人賞

• 1st Best Outside Spiker: 

  Earvin Ngapeth (FRA)
• 2nd Best Outside Spiker:  
  Michal Kubiak (POL)
• 1st Best Middle Blocker: 
  Maxwell Holt (USA)
• 2nd Best Middle Blocker: 
  Srecko Lisinac (SRB)
• Best Libero:
        Pawel Zatorski (POL)
• Best Setter:
        Benjamin Toniutti (FRA)
• Opposite Spiker:
  Aleksandar Atanasijevic (SRB)
• MVP: 
Earvin Ngapeth (FRA)

2015年7月18日土曜日

ワールドリーグ決勝はセルビア対フランス!

ワールドリーグのセミファイナル第1試合、セルビア対アメリカはフルセット大熱戦の末、セルビアが勝利。

決勝ラウンド、試合によって非常にムラのあるプレイを見せてしまっているアメリカは、いつもの調子がでないままセルビアに2セットを連取される。しかし、スーパーエースのアンダーソン選手がチームを引っ張り、レセプションが崩れ始めたセルビアから続く2セットを取り返し、試合をフルセットへと持ち込む。途中10-4と大きくリードするが、不運なネットタッチコールやミスで、粘るセルビアに追いつかれてしまう。そしてポーランド戦最終セット同様、グルビッチ監督のピンチサーバー起用(オコリッチ選手)が功を奏し、アメリカのレセプションを崩し連続ポイントで逆転勝利する。エース、タナスエビッチ選手の活躍もさることながら、今日のセルビアはコバセビッチ兄弟を中心に攻守に手堅いバレーで強さを発揮した。逆にアメリカは、予選ラウンドで見せた圧倒的強さを残念ながらまだこの決勝ラウンドで出せていないように思う。







第2試合のフランス対ポーランドもフルセットになる大接戦。結果はフランスが勝利し明日の決勝進出を決めた。

今日のフランスは非常に集中しミスも少なく、特に序盤、ポーランドに全くスキを与えなかった。途中、ティリー選手が負傷し、ベンチへ下がるアクシデントがあり、代わりにマーシャル選手を投入。若干ギクシャクする場面も見せるが、ルイジエ選手とエンガペス選手がチームを引っ張り、接戦を制した。ポーランドは今日もクーレック選手が打ちまくり、内容としてはほぼ互角の戦い。ただこの試合ではフランスに比べ若干ミスが多かったように思う。 

明日の決勝はおそらく誰もが予想していなかったフランス対セルビア。3位決定戦はアメリカ対ポーランドとなった。


2015年7月17日金曜日

ブラジル、セミファイナル進出ならず

ワールドリーグ決勝ラウンド3日目、第1試合のアメリカ対フランスは、3-1でアメリカが勝利。

結果ブラジルのセミファイナルへの進出はなくなった。昨日とうって変わってチームが一体化した強さを見せたアメリカは、第3セットこそフランスに逆転を許しセットを取られるが、終始試合をリードした。マットアンダーソン選手だけに頼らず、他の選手が個々本来の力を出せば、現在アメリカは間違いなく世界トップチームだと思う。ブラジル戦で見せたように、全く機能しなくなってしまう選手が出てしまうのが今の課題ではないだろうか。逆にブラジル戦で素晴らしいバレーを見せたフランスは、この試合ではセッターのトニウティ選手とオポジットのルイジエ選手の調子が上がらず、いつもの彼ららしさを発揮することが出来なかった。






第2試合は既にセミファイナル進出を決めているポーランド対セルビア。 結果は3-2でセルビアの逆転勝ち。

初戦を落とし、あとのないセルビアは第1セットを簡単に落としてしまう。しかしその後エースのタナスエビッチ選手にエンジンがかかり、ポーランドのエース、クーレック選手とパワフルな打ち合いによる迫力のシーソーゲームで試合はフルセットへと持ち込まれる。最終セット接戦の末迎えたマッチポイント、セルビアのピンチサーバー起用がこの試合の勝利を決める。結果、イタリアはセミファイナルの進出ならず。

明日のセミファイナルはアメリカ対セルビア、ポーランド対フランスという組み合わせになった。




2015年7月13日月曜日

ワールドグランプリ第2週を終えて


ワールドグランプリ第2週を終えての順位は以下の通り。


  1. ブラジル   18
  2. 中国    18
  3. アメリカ   17
  4. イタリア   11
  5. ロシア   11
  6. 日本    10
  7. タイ     8
  8. ドイツ    6
  9. セルビア   6
  10. ベルギー   3
  11. トルコ    0
  12. ドミニカ共和国 0
1位から3位まではここまで全勝のチーム。ブラジル、中国共に一勝すれば、開催国のアメリカと共に決勝トーナメントへの進出を決めることができる。問題は残りの3スポットで、現在4位から9位までのチームにまだチャンスが残っているわけだが、最後までわからなくなりそうだ。そんな中、日本とタイは上位のアメリカ、中国と同じブールなので、現在下位のドイツ、セルビアに逆転されることも大いに考えられる。日本としてはとにかくタイ戦でしっかり3ポイント、そしてできればアメリカもしくは中国に勝利、負けてもフルセットまで持ち込んで少しでも多くのポイントを取っておきたい。日本戦に加えて、楽しみなのは中国とアメリカの試合。先月の親善試合ではアメリカが勝ち越しているが、公式戦となれば、緊張感が違う。ワールドカップまで、手の内を隠す可能性もありそうだが、昨年の世界選手権決勝の再現。両チームともに力が入ることは間違いない。 

今週も頑張れ日本!