ワールドグランプリ決勝ラウンド4日目、日本対ベルギー。結果は3-0 (26-24, 25-16, 25-15)のストレートで日本の勝利。序盤安定したレセプションとデフェンスを見せたべルギーに日本は苦戦した。しかし、根気よい狙い撃ちした日本のサーヴが今日も試合の流れを変えていった。特にそれをリードしていたのがキャプテンの木村選手だったように思う。途中から入った中道選手のセットワークも宮下選手とは違ったテンポでリズムを変え効果的で、また久々に起用された江畑選手もミスが少なく気持ちよくスパイクを決めていた。一方のベルギー、ヴァンヘッケ選手の膝の具合が良くないのか、決勝ラウンドに入り明らかにスパイクの本数が減っている。他にも決定力のある選手がいるものの、予選での強さは、やはり絶対的エースである彼女の存在だった。この試合では後半乱れたが、第1セットのような安定したレセプションとディフェンスを維持し、ヴァンヘッケ選手が万全となれば、非常に怖い相手だ。世界選手権では同じプールなので日本は要注意。
そして日本の最後の相手はブラジル。参加チーム中最も攻守にバランスが取れ、組織的なバレーをするチーム。粘り強く速いバレーだ。しかしチームの生命線はミドルなので、日本はこれまでの決勝ラウンド同様、根気よく強いサーヴでミドルからの速くて高い攻撃をさせないようにしてほしい。ロシアやトルコに比べると両サイドからの攻撃はそれほどでもないので、外からの打ち合いになれば、日本にも十分チャンスがあると思う。同時に今のブラジルはトルコ戦でもあったように、一度レセプションが崩れると意外にもろいところがある。 今日も海の向こうから応援、頑張れ日本!
その他の試合、中国がトルコを3-2、ブラジルがロシアを3-0で下した。
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