2014年8月16日土曜日

全日本対韓国


ワールドグランプリ予選最終週の2日目、日本対韓国。結果は3-2 (22-25, 25-21, 20-25, 27-25, 15-13)でフルセットの末、日本が勝利。スタメンのラインナップが固まり始めた日本、今日も昨日と同じメンバーで韓国に挑んだ。一方の韓国は本大会、キム・ヨンジョン、キム・ヒージン、ハン・ソンイ選手らを不動の軸に、試合毎に若い選手を多く起用している。そんな中、今日は21歳のパク・ジョンア選手が活躍した。とは言えラリーになると、当然ほとんどのボールをポジションに関係なくキム・ヨンギョン選手に集めるスタイル。彼女の強打に対して日本は(特に試合の後半)良く対応できていたと思う。しかし今日もフェイントはほとんど上げられていなかった。キム選手の中に切り込む攻撃時の強打はほとんどがクロスコースだったので、思い切ってストレートを捨て、フェイントに備えるような大胆な守備策があってもよかったのではと思った。しかし昨日の試合に比べ、今日は日本の目指す試合展開が随所で見られたのではないだろうか。ブロックやサーブではまだ理想の数字が出ていないようにも思うが、大事なところで木村、江畑、新鍋選手といった経験のある選手達が頑張り、接戦を制したことは、決勝ラウンドに向けて、大きな収穫になったと思う。また個々の選手の調子が安定し始めたので、新戦術の中での問題をもっと冷静に分析できた試合になったのではないだろうか。この勝利で日本はワールドグランプリでの韓国戦13連勝となった。 

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