2014年12月28日日曜日

男子ロシアン・カップ優勝はZenit Kazan

28日に行われた男子ロシアン・カップの決勝はZenit Kazan -がLokomotiv Novosibirskを3-0 (25-20, 25-19, 25-22)で下し4度目の優勝を飾った。また前回優勝のBelogorie Belgorod はDinamo Moscow を3-0 (25-20, 25-21, 25-8)で破り3位となった。


2014年12月25日木曜日

RCカンヌに見る全日本の違った可能性

全日本の江畑選手が今季より加わったRCカンヌが、欧州チャンピオンリーグで強豪ワフバンクを3-1で下した。リーグでは常にプレイ・オフに進出している名門RCカンヌだが、エースのチェントーニ選手他数名のスタメンが移籍し、その穴を埋めるべく、ジュリアン・フォルセット、ローガン・トム、江畑選手らが今季チームに加わった。素晴らしい攻撃力を持ちながらもレセプションに入れなく、オポジットとしては小柄、ブロック力では外国人選手に劣る江畑選手をYan Fang監督がどう使っていくのかが注目された。リーグ序盤戦はほぼ全日本同様、レセプションに入らないレフトポジションに起用されるが、なかなか上手く機能せず、フォルセット選手にボールを集める試合が続いていた。そしてワフバンクとの試合。調子の上がらないフォルセット選手に変わり、江畑選手がオポジット・ポジションに入る。(バックではパイプの打てるセンターポジション。)この起用が成功し、カンヌはこの試合を勝利。注目したいのは全日本でほとんど打つ機会のない前衛ライトからの江畑選手のアタック。高いブロックを余裕を持って打ち抜き次々に得点を挙げ、この試合の勝利に大きく貢献した。カンヌは多彩な攻撃を持つチームではなく、また特にパワーのある大きい選手が入るわけでもない。そのシステムは非常にシンプルで、セットも速さではなくアッタッカーに打ちやすいトスに重点を置かれているように見える。しかし守備とツナギではこのリーグでトップ・クラス。そしてチーム全体バランスの取れたサーヴ力。 ベテランのトム選手を中心に素晴らしい粘りのバレーで強豪を下している。この試合を見たとき、全日本のことが頭に浮かんだ。ハイブリッド6という新しい戦術に取り組んでいる全日本女子。そのアイディアは素晴らしいと思うが、各選手に通常以上の負担がかかるこのシステム、完成にはまだまだ程遠く、世界選手権では、実際選手達にその能力があるのか疑問を残した。全く違ったやり方ではあるが、このカンヌでの江畑選手の活躍を見て、選手達の能力を最大限に生かしたシンプルなシステムで勝負する戦略に全日本でも十分考えられる可能性を感じた。全日本女子選手の個々の能力を見たとき、同じような戦い方は十分可能だと思われる。現在チームには江畑選手、長岡選手という素晴らしいオピジットが存在する。この2人が攻撃、そしてセッターの宮下選手が、もっと自分のポジションに集中できるシンプルな環境で戦う試合をぜひ見てみたい。もちろんそれには、ミドルポジションを誰にするのかという課題はあると思うが、可能性のある選手はいるはず。ハイブリッド6の完成した姿もぜひ見てみたいが、選手が今持つ100%の力を出し切れる環境で日本がどこまでやれるのかも見てみたいものだ。
 

マット・アンダーソン選手復帰

世界選手権後ブレイクに入っていたアメリカ代表のマット・アンダーソン選手が1月からロシアのクラブチーム,ゼニット・カザンに復帰することを発表した。


2014年12月19日金曜日

神業、オーバーヘッド・キック!

イタリアのセリエA1、チームTonazzoで活躍する19歳のフレッシュマン・リベロ、ファビオ・バラッソの素晴らしいプレイ。

2014年12月17日水曜日

汚職疑惑で揺れるブラジルバレーボール界

CBVの汚職疑惑で揺れるブラジルバレーボール界、連盟への不信感と怒りは選手、そしてスポンサーへと広がっている模様。 

政府の監査レポートによると、ブラジルバレーボール連盟(CBV)のディレクターが2010年と2013年の間に疑わしい契約のため3000万レアル(約13億円)を友人や家族に支払ったとの疑いがあるという。

今年ポーランドで行われた世界選手権決勝での男子チームのマナーの問題で、FIVBとも対立し、来年のワールドリーグ決勝ラウンドのホストも辞退したブラジル。 2年後にオリンピックを控えたバレーボール王国の今後が気になる。