欧州選手権男子大会の準決勝、スロヴェニアが優勝候補と思われたイタリアを3-1で破り決勝進出を決めた。 昨年まで相手チーム、イタリアのコーチ陣の一人、チームを知り尽くすジアーニ監督のこの勝利は興味深い。5回のオリンピック出場、90年代の強いイタリアの象徴でもあった伝説のプレイヤーは、今季スロヴェニア男子チーム監督就任、そしてセリアAでは昨年ヴェローナをリーグ下位からプレイオフ進出にまで昇格させ、監督としても名声を上げつつある。 なおスロヴェニア・チームが欧州選手権で決勝進出するのは、バレーボールではもちろん初めて、他のスポーツを含めても2004年のハンドボールチーム以来、2度目という。 この大会の台風の目ともいえるスロヴェニア・チーム、まさに歴史的勝利だったといえる。
決勝の相手は、フルセットの末地元ブルガリアに逆転勝利した、ワールドリーグ・チャンピオンのフランス。 今日フランスは、かなりギクシャクした試合内容で本来のバレーが出来ていなかったように思えたが、ポーランド、イタリアを破り勢いに乗るスロヴェニアを相手に、決勝でどんな試合を見せてくれるのか楽しみだ。
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