2016年5月21日土曜日
女子最終予選イタリア戦
勝ってほしかったですが、ひとまずはオリンピック出場権獲得、おめでとうございます。 この試合のイタリアはミスも多く、あまり本調子が出ていなかったので、ストレートで勝てるかと思いましたが、ベテランがしっかり若手をまとめ、さすがの底地を発揮していたように思います。
日本は前半いい感じでスタートしたのですが、中盤からミスが出始め、攻撃が単純になってしまい、イタリアの高いブロックにつかまってしまいました。 イタリアの25本のブロックポイントという数字がそれを表していると思います。 そんな中、攻守に素晴らしかったのが木村選手。 あれだけしっかり2枚のブロックにつかれながらも、ただ気迫だけではなく、冷静な判断とテクニックで確実に点を取るプレイは素晴らしかったですね。 レセプションも終始とても安定していたように思います。 ただ、いくら調子がいいとはいえ、ある程度は他の選手の存在もアピールしていかないと、ゲームの中で相手に対応してくる能力のあるイタリアのようなチームから、フルセットの試合を勝ちぬくのは、やはり困難だとこの試合を見て痛感しました。 また日本らしからぬつなぎの部分でのコミュニケーション・ミスがこの試合何度かあたように思います。 おそらく緊張による硬さだとは思いますが、ああいったミスは流れを変えてしまう恐れもあるので、しっかり確認していってほしいと思います。
最終戦の相手は欧州で昨年からオレンジ旋風を巻き起こしているオランダ。 この大会で最も安定したセッターと決定力のあるオポジットを持つチームだと思います。 ラリー中も巧みな攻撃を仕掛けてくるので、ブロックの的は絞りずらいかと思います。 ただレセプションが崩れることが多々あるので、まず日本のサーヴ。 同時に韓国戦で見られたように、フェイントへの対応もあまりよくないように思います。 強弱をつけた攻撃がカギになるかもしれません。 ぜひ勝利して大会を締めくくってもらいたいですね。
頑張れニッポン!
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