いよいよワールドリーグがスタートしました。 リオ・デ・ジャネイロで行わているグループ1のプールB1の初戦、まず地元ブラジルがイランと対戦。 結果は3-0でブラジルが勝利。 昨年セミファイナル進出を逃がしたブラジルは、その後ワールドカップにも不参加だったため、今季の仕上がりが気になりましたが、ほぼ今のベストメンバーと思えるラインナップで臨んだこの試合、さすがのブラジルらしい、隙のないとてもソリッドなバレーを見せてくれました。 昔のチームほど派手さは無いものの、一つ一つのプレイが確実でシステムも徹底され、また各プレイヤーの状況判断力と対応力が素晴らしいと思います。 第3セットこそ接戦にはなりますが、ブラジルの快勝でした。
第2試合のアメリア対アルゼンチンは3-1でアメリカが勝利。 どのセットも競った戦いになりましたが、この試合のアルゼンチンはサーヴミスが多く、最後までリズムに乗り切れなかったように思います。 ただ昨年のワールドカップとはかなり違うラインナップで、ファラスコ監督は若い選手や控えの選手を試しているようにも見えました。 エースのコンテ選手はケガのため欠場でしたが、国際大会デビューした20歳のオポジット、リマ選手の活躍を見ると今後が楽しみだと思います。 途中タブレットのトラブルでアルゼンチンの選手交代が認められなかった場面、ファラスコ監督の"I don't care about the problem of the iPad. I care to win"という言葉がとても印象的でした。一方のアメリカは先月の日本との親善試合とは変わって、ほぼベストなラインナップ。 ミスが多くまだ本調子ではないようにも見えましたが、さすがに各選手の能力が高く、得意のビックを多用した攻撃も上手く機能していたと思います。
過去のデータからワールドリーグを征するチームが、その年のオリンピックの金に輝く可能性が高いそうです。 今年はどうなるのかとても楽しみです。
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