ワールドリーグ、ファイナル6、2日目の第1試合はブラジル対ロシア。 結果は3-1(26-24, 22-25, 25-23,25-22) でブラジルが勝利。後半戦に入り、調子を上げてきたブラジルは今日もキャプテンのブルーノ選手を中心にしたコンビバレーで、本来の実力を発揮。ルカレリ選手の調子がいまいちかと思われたものの、その分オポジットのワラス選手が合計23得点を挙げ、チームをリードした。一方のロシアは両サイド、オポジットの攻撃が良く決まっていたものの、今日はブラジルのブロックに苦しんだ印象。昨日の疲れか、ムゼスキー選手の得点もいつもより少なかった。この結果ブラジルは対ロシア、公式戦での連敗(4)にストップをかけ、また明日のイラン戦を前に、セミファイナルへの進出を決めた。
第2試合はアメリカ対オーストラリア。結果は3-1 (22-25, 25-18, 25-23, 25-19)でアメリカが勝利。第1セット、アメリカはオーストラリアの高いブロックとオポジット、エドガー選手の強烈なアタックに苦しんだ。セットを落とし、イタリア戦での敗退を引きずってしまったかのように見えたアメリカだったか、その後見事に建て直し、ショウジ選手の素晴らしいディフェンスから、アンダーソン、サンダース選手が得点を上げ、チームの得点力でもあるサーヴも良く走り、続く3セットを連取し快勝した。一方、第1セット、集中したバレーを見せたオーストラリアだったが、第2セット以降、大事なところでミスが目立ち、この試合自滅してしまった印象。サーヴ力では明らかにアメリカと差が出てしまっていたようにも感じられた。しかし、まだ若いチーム、第1セットで見せたような集中したプレイをキープ出きれば、間違いなく世界のトップに入ってこれる可能性を秘めている。特に若干18歳のリベロ、ペリー選手には今後注目。イランに続き、日本にとっては非常に手ごわいアジアの強敵だ。
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