ワールドリーグ、ファイナル6初日の第1試合、ロシア対イラン。結果はフルセット3-2 (18-25, 25-18, 25-21, 35-37, 15-8)大熱戦の末、ロシアが勝利。インターコンチネンタル・ラウンド、強豪ひしめくプールAを勝ち抜いたイランは、素晴らしい粘り強いバレーで昨年のチャンピオン、ロシアを苦しめた。お互い譲らないセットの取り合いで迎えた最終セット、前半リードを許すものの、ロシアは、強烈なサーヴでイランにプレッシャーをかけ逆転。テクニカルタイムアウト明け、ムゼスキー選手のサーヴから5連続得点し、第4セットから途中出場したスピロドノフ選手もこのセット活躍もあり、イランを下した。この試合、イランはオポジットのガフォー選手が30得点、一方ロシアはムゼスキー選手が20得点、パブロフ選手が17得点を上げた。
第2試合、イタリア対アメリカ。結果は3-0 (25-22, 25-21, 26-24)でイタリアの勝利。強烈なサーヴ陣と得点力のあるオポジットを兼ねた両チーム。この試合での力の差は経験あるアウトサイドの機動力だったように感じられた。アメリカはこの試合、これまで好調だったサンダース選手の調子が上がらず、序盤、セットがアンダーソン、ルーニー選手に集中。結果イタリアのブロックに捕まり、特にアンダーソン選手の決定力が上がらなかった。逆にイタリアはバランスよく攻撃を散らし、アメリカに的を絞らせない試合運びで2セットを連取。第3セット、アメリカはオポジットにカーソン選手を投入、アンダーソン選手をアウトサイドへポジション移動。これが成功し、セットをリードする。しかし、22-24のセットポイントとなったところから、ザイツェフ選手が入魂の4連続サーヴィスエース。イタリアにストレート勝利をもたらした。イタリアはザイツエフ選手が21得点、アメリカはアンダーソン選手17得点を上げた。
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