2015年7月3日金曜日

ワールドグランプリ初戦

ワールドグランプリ初戦、全日本女子は世界ランキング2位のブラジルと対戦した。結果は3-1 (21-25, 25-21, 25-17, 27-25) でブラジルが勝利。

昨年までの中心選手の多くを欠くブラジルから日本は第一セットを先取、そのままストレートで勝利するかにも思えたが、第2セット以降ミスが目立ち、勢いに乗ったブラジルから3セットを連取され逆転負け。残念ながら黒星スタートとなった。

この試合で気になったのは日本のトス。早いというより、低くくて外へ伸びてこないそのトスに、ウィングスパイカーが終始苦しんだように思う。今の女子バレーでトスのスピードはとても重要だと思うのだが、アンテナまで高い位置で伸びていく早いアメリカやブラジルのセットとこの試合での日本のセットは質が違っているように感じだ。またクイックへのトスも低くく、島村選手や大竹選手の高さを生かしたセンターからの攻撃が序盤ほとんど決まらず、器用な山口選手が入ってようやく速攻が機能し始めたようだった。またラリー中崩れたところからも無理に早いセットにこだわり、決めきれない場面が多々見られた。第1セット後半、大きく崩れたところからの高い2段トスを木村選手が打ち切ったように、今のチームには力やテクニックを持って勝負できる選手がいるので、崩れた場面ではもう少し余裕を持って、大きくプレイさせてあげてほしいと思うのは私だけでしょうか。

今日の相手はセルビアをフルセットで破った地元タイ。 頑張れ全日本!

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