2015年5月31日日曜日

トルコ優勝!-モントルーバレーマスターズ

モントルーバレーマスターズ決勝、トルコ対日本はフルセットの末(22-25, 19-25, 25-19, 25-23, 15-10)、トルコが逆転優勝した。 それまで全勝だった日本と初戦の日本以降調子を上げこの大会絶好調のオランダを破って決勝進出したトルコ。 両チームとも若手とベテランをミックスしチームだ。 日本はロシア戦で活躍した藤田選手がスターティングメンバーで、その他はこの大会ほぼ不動になったメンバー。 新戦術ではないことももちろんだが、江畑選手がオポジットに入り、ライトからの攻撃を見せるのが昨年までになかったパターンで、RC CANNEでのプレイの成果ではないだろうか。だが第2セット目、その江畑選手が負傷し、木村選手と交代。 他との接触ではなく突然倒れこんだようだったが、鍋谷選手に続き、この大会2人目の負傷者で、大事でないことを祈りたい。 第3セット、かなり疑問に思われる審判のコールが続き監督を含めかなり動揺したかのような日本、それ以降流れが完全にトルコに変わってしまう。 パワーと高さのあるトルコを調子に乗せるとさすがに怖い。 このまま試合の流れは変わることなくトルコが勝利した。 日本にとってこの大会での明るい成果はなんといっても古賀選手。 世界の高さに十分対応できるテクニック、そして冷静さをもって安定したプレイが出来ることを証明していたように思う。 同時にMVPを取った石井選手の成長も大きかったのではないだろうか。サーヴ・レシーヴで狙われ崩れるシーンもあったが、攻撃力で十分カヴァーしていたように思う。 だがセッターの不安定さを含めまだまだ不安な部分も見えた大会だった。 ワールドカップを前に、今後の全日本をの活躍を期待したい。

以下個人賞
MVP: Yuki Ishii (JPN)
Best Outside Spikers: Ishii Yuki (JPN), Anne Buijs (NED)
Best Middle Blockers: Yvon Belien (NED), Cansu Büsra (TUR)
Best Libero: Kotoki Zayasu (JPN)
Best Setter: Naz Aydemir Akyol (TUR)
Best Opposite: Lonneke Slöejes (NED)

最終順位
1. Turkey
2. Japan
3. The Netherlands
4. Russia
5. Germany
5. Italy
7. China
7. The Dominican Republic

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