2016年6月1日水曜日
男子最終予選イラン戦
残念ながら3-1で負けてしまいました。 悔しい。 チームは連敗で苦しいとは思いますが、内容的にはここ3戦で最もよかったのではなかったでしょうか。 特に今日は清水選手の活躍が目立っていたように思います。 しっかりリバウンドを取って次で決めるという、ベテランらしい冷静なプレイが光ってました。 一方のイラン・チームは、ガフォー選手を膝のケガで欠いているとはいえ、全員バレーで選手層の厚さを感じました。 昨年に比べるとサーヴ力がアップ、特に勝負どころでもその強さを見せていました。
数字を見てみましょう
スパイク サーヴ ブロック エラー ディグ レセプション セット
日本 56 2 4 30 32 34 34
イラン 53 5 16 22 18 48 50
何度も書いてますが、やはりブロックですね。 やられている感より、やり返してない感。 3ポイント取れた第2セットはしっかりとれているので、勝敗に影響していると思います。 あとはやはりサーヴ。 点を狙えるサーヴを打てる選手の数が少なすぎます。 加えて、点を取っていくサーヴと入れるサーヴのギャップがあまりに大きいように見ていて感じます。 特に清水選手あたりの2本目に打つサーヴはほぼチャンスボール。 マルーフ選手のようなセッターだと、相手に点をあげているのと同じことだと思います。 イランのレセプションの数字がいいのは、日本のサーヴの弱さもあると思います。 加えて相変わらずミスが多いですね。
試合内容が良かったといえ、第4セット終盤のように、決め所で勝負できるサーヴが出来るか、出来ないかという実力の差が出た試合だったと思います。 次への課題としてしっかり受け止めてほしいですね。
次の相手はオーストラリア。 初戦のイラン戦、動きがいまいちでしたが少しずつ調子を上げてきていると思います。 中国同様大型チーム。 イタリアで活躍するミドルのジンゲル選手がチームに戻っているので、彼のクイックとブロックに日本は要注意。 エースのエドガー選手は腰の具合が良くないのか、試合に出たり出なかったりですが、代わりのベテラン、キャロル選手が安定したプレイを見せてます。 弱点はレセプション。 リベロを外して、両レフト、特にウォーカー選手はこの大会レセプションのミスが目立つので、どんどん狙っていきましょう。
頑張れ日本!
その他の試合
カナダはヴェネズエラに快勝で、ポイントを伸ばしてきました。 ここまで負け試合でもしっかりポイントを取っているので4位を狙える位置を維持してます。
フランスはオーストラリアを3-1。第4セットは44-42となる激戦。 勝利のカギとなったのはフランスのサーブ、そしてセッター、トニウッティ選手のセットワークだったと思います。 オーストラリア、キャロス選手の高い決定率を誇るスパイクも見ごたえありました。
ポーランド対中国はフルセットの末、ポーランド。 中国は得意のブロックでポーランドを苦しめましたが、フランス戦やカナダ戦同様、後半ポーランドは勝負強さを発揮しました。
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