2015年8月22日土曜日

ワールドカップ女子初日

いよいよワールドカップ女子の試合が昨日スタートした。 初戦を勝利したのはロシア、アメリカ、キューバ、中国、ペルーそして日本。

日本はアルゼンチンを相手に3-0のストレートで快勝。基本的にグランプリと同じメンバーでバレー自体にはさほど変化は見られなかった日本だが、チームがばらばらに見えた数週間前とは結束力の違いが感じられた。また強化されたというレシーヴ部門は明らかにその成果が現れていたようだ。 攻撃部分ではレフトの選手をクイックと絡めて中へ切り込むパターンが増えて効果的だったように思う。 ただ、センターからの攻撃は相変わらずギクシャクし、特に大竹選手のクイックは前半ほとんど機能していなかった。 同時にブロックがこの試合計3本。いくらレシーブで上げるとは言え、強豪相手になるとやはり一試合最低でもこの倍の数字はキープしていきたいところだ。



今日最も注目すべき試合となったのが、中国対セルビア。 キャプテンのハイルーチ選手を欠く中国に対し、セルビアはベテラン、中堅を戻し、グランプリとはほとんど別のチーム。第一セット若さの出た中国がなかなか思うようなバレーが出来ず、セルビアのパワーに圧倒され、優勝候補まさかの黒星スタートかと思われた。しかし第2セット以降、エースのシュテイ選手がチームを引っ張り、徐々に波を中国へ。高さとパワーのセルビアの攻撃にうまく対応し始める。セルビアも素晴らしい粘りをみせるが後半ミスがではじめ、勢いに乗った中国を止めることができず第2、第3セットを取られる。第4セットはシュテイ選手が爆発。前後から物凄いアタックを次々と決めセルビアを圧倒。 結果力のいった初戦、中国がセルビアを下した。



そして今日の日本の相手はドミニカを破ったロシア。高さを生かした攻撃力ばかりが語られることの多いロシアだが、グランプリでベストリベロに選らばれた、マロヴァ選手の硬い守りにも注目。 アメリカや中国に比べるとセンターからの攻撃が極端に少ないので、高いところから来る両サイドの攻撃をどう拾っていくかにかかっていると思う。 頑張れ日本!








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