ワールドカップ4戦目、アメリカ、セルビア、中国、ドミニカ共和国、ロシア、そして日本がそれぞれ勝利した。
ケニアと対戦した日本は、キューバ戦に続き宮下選手が先発。バランスの取れたトス回しで、攻撃を拡散し、数字的にも偏りすぎない、目指す形に少し近ずいてきたように思う。 こういった格下チームとの戦いで最も重要なのはどこまで集中力を切らさず自分達のバレーを持続出来るかということだと思うが、第1セット、ダイレクトボールを見逃したりと油断してしまった場面が何度かあったものの、全体的には今後につながる良い試合内容だったように思う。 中国、アメリカ、そしてセルビアに勝つためには更なる攻撃の幅が必要だが、少しその兆しが見えた試合だった。
今日の相手はパワーバレーのドミニカ共和国。 肩のケガからの復帰が遅れているエース、デラクルーズ選手を欠いているが、昨年の世界選手権5位と力を持ったチームだ。 頑張れ日本!
個人的にとても注目していた中国対韓国。結果は3-1で中国が勝利するものの、世代交代が進んいる韓国も良いバレーを見せていた。 若手をまとめるキム・ヨンギョン選手も健在で、中国相手に一人で27得点は凄い。また韓国チームは非常にサーヴが良いので日本は要注意だ。 一方の中国、今日も序盤なかなかリズムに乗れず、第1セットを韓国に先取される。キャプテンのハイルーチ選手の不在が大きいのか、レセプションがなかなか安定せず、またセッターポジションにも若干不安があるように見える。グランプリ予選で見せていたような圧倒的強さは、ここまでまだ影を潜めているようだが、試合中にしっかり立て直すチーム力はさすが。真剣に向き合うロウヘイ監督と若干19歳のチョウネイ選手のこの写真にその力が現れているように思う。
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