2014年12月28日日曜日
男子ロシアン・カップ優勝はZenit Kazan
28日に行われた男子ロシアン・カップの決勝はZenit Kazan -がLokomotiv Novosibirskを3-0 (25-20, 25-19, 25-22)で下し4度目の優勝を飾った。また前回優勝のBelogorie Belgorod はDinamo Moscow を3-0 (25-20, 25-21, 25-8)で破り3位となった。
2014年12月25日木曜日
RCカンヌに見る全日本の違った可能性
全日本の江畑選手が今季より加わったRCカンヌが、欧州チャンピオンリーグで強豪ワフバンクを3-1で下した。リーグでは常にプレイ・オフに進出している名門RCカンヌだが、エースのチェントーニ選手他数名のスタメンが移籍し、その穴を埋めるべく、ジュリアン・フォルセット、ローガン・トム、江畑選手らが今季チームに加わった。素晴らしい攻撃力を持ちながらもレセプションに入れなく、オポジットとしては小柄、ブロック力では外国人選手に劣る江畑選手をYan Fang監督がどう使っていくのかが注目された。リーグ序盤戦はほぼ全日本同様、レセプションに入らないレフトポジションに起用されるが、なかなか上手く機能せず、フォルセット選手にボールを集める試合が続いていた。そしてワフバンクとの試合。調子の上がらないフォルセット選手に変わり、江畑選手がオポジット・ポジションに入る。(バックではパイプの打てるセンターポジション。)この起用が成功し、カンヌはこの試合を勝利。注目したいのは全日本でほとんど打つ機会のない前衛ライトからの江畑選手のアタック。高いブロックを余裕を持って打ち抜き次々に得点を挙げ、この試合の勝利に大きく貢献した。カンヌは多彩な攻撃を持つチームではなく、また特にパワーのある大きい選手が入るわけでもない。そのシステムは非常にシンプルで、セットも速さではなくアッタッカーに打ちやすいトスに重点を置かれているように見える。しかし守備とツナギではこのリーグでトップ・クラス。そしてチーム全体バランスの取れたサーヴ力。 ベテランのトム選手を中心に素晴らしい粘りのバレーで強豪を下している。この試合を見たとき、全日本のことが頭に浮かんだ。ハイブリッド6という新しい戦術に取り組んでいる全日本女子。そのアイディアは素晴らしいと思うが、各選手に通常以上の負担がかかるこのシステム、完成にはまだまだ程遠く、世界選手権では、実際選手達にその能力があるのか疑問を残した。全く違ったやり方ではあるが、このカンヌでの江畑選手の活躍を見て、選手達の能力を最大限に生かしたシンプルなシステムで勝負する戦略に全日本でも十分考えられる可能性を感じた。全日本女子選手の個々の能力を見たとき、同じような戦い方は十分可能だと思われる。現在チームには江畑選手、長岡選手という素晴らしいオピジットが存在する。この2人が攻撃、そしてセッターの宮下選手が、もっと自分のポジションに集中できるシンプルな環境で戦う試合をぜひ見てみたい。もちろんそれには、ミドルポジションを誰にするのかという課題はあると思うが、可能性のある選手はいるはず。ハイブリッド6の完成した姿もぜひ見てみたいが、選手が今持つ100%の力を出し切れる環境で日本がどこまでやれるのかも見てみたいものだ。
2014年12月19日金曜日
2014年12月17日水曜日
汚職疑惑で揺れるブラジルバレーボール界
CBVの汚職疑惑で揺れるブラジルバレーボール界、連盟への不信感と怒りは選手、そしてスポンサーへと広がっている模様。
政府の監査レポートによると、ブラジルバレーボール連盟(CBV)のディレクターが2010年と2013年の間に疑わしい契約のため3000万レアル(約13億円)を友人や家族に支払ったとの疑いがあるという。
今年ポーランドで行われた世界選手権決勝での男子チームのマナーの問題で、FIVBとも対立し、来年のワールドリーグ決勝ラウンドのホストも辞退したブラジル。 2年後にオリンピックを控えたバレーボール王国の今後が気になる。
政府の監査レポートによると、ブラジルバレーボール連盟(CBV)のディレクターが2010年と2013年の間に疑わしい契約のため3000万レアル(約13億円)を友人や家族に支払ったとの疑いがあるという。
今年ポーランドで行われた世界選手権決勝での男子チームのマナーの問題で、FIVBとも対立し、来年のワールドリーグ決勝ラウンドのホストも辞退したブラジル。 2年後にオリンピックを控えたバレーボール王国の今後が気になる。
2014年10月2日木曜日
男子世界ランキングアップデイト
世界選手権終了後、FIVBの男子世界ランキングがアップデイトされた
1Brazil (-)
Netherlands (-)
1
2 Russia (-)
3Poland (+2)
4Italy (-1)
5USA (-1)
3
4
5
6 Argentina (+3)
7Germany (+3)
8Serbia (-2)
9Bulgaria (-1)
10Iran (+1)
7
8
9
10
11 Cuba (-4)
12 France (+1)
13Australia (-1)
14Canada (+1)
15Tunisia (-1)
12 France (+1)
13
14
15
16 Republic of Korea (+3)
17China (+2)
17Finland (+9)
19Egypt (-2)
20Belgium (+4)
17
17
19
20
21 Japan (-5)
22Mexico (-)
23 Puerto Rico (-2)
24Cameroon (-2)
25 22
23 Puerto Rico (-2)
24
2014年10月1日水曜日
2014年9月28日日曜日
第1ラウンド終了
女子世界選手権第1ラウンド最終日の結果
第2ラウンドプール別の現順位
POOL E
1.中国 9
2.イタリア 7
3.ドミニカ共和国 6
4.日本 5
5.ベルギー 3
6.クロアチア 3
7.アゼルバイジャン 2
8.ドイツ 2
POOL F
1.アメリカ 9
2.ブラジル 8
3.ロシア 6
4.セルビア 5
5.オランダ 3
6.ブルガリア 3
7.トルコ 2
8.カザフタン 0
第2ラウンドプール別の現順位
POOL E
1.中国 9
2.イタリア 7
3.ドミニカ共和国 6
4.日本 5
5.ベルギー 3
6.クロアチア 3
7.アゼルバイジャン 2
8.ドイツ 2
POOL F
1.アメリカ 9
2.ブラジル 8
3.ロシア 6
4.セルビア 5
5.オランダ 3
6.ブルガリア 3
7.トルコ 2
8.カザフタン 0
2014年9月25日木曜日
2014年9月24日水曜日
2014年9月23日火曜日
2014年9月22日月曜日
Mariusz Wlazly
2014年男子世界選手権ポーランド大会、開催国ポーランドの優勝に大きく貢献したのがマリウス・ウラズリー選手。スター選手として注目されながらも2010年代表チームを離れ、クラヴチーム、スクラ・ベウハトゥフで国内リーグに専念していた彼の代表復帰を説得したのが、同クラヴでチームメイトとして長年一緒にプレイし、今年からポーランド代表監督に就任したステファン・アンティガ氏だったという。31歳のMVPは、未だ世界トップクラスの選手だという事をこの大会で実証した。ぜひ今後も代表に残ってほしい。
優勝はポーランド!
男子世界選手権決勝、ポーランド対ブラジルは3-1〔18-25、25-22、25-23、25-22)でポーランドが勝ち、1974年以来40年振り2度目の優勝を決めた。ブロンズ・メダルマッチ、ドイツ対フランスは3-0〔25-21、26-24、25-23)でドイツが勝利し、1970年、東ドイツとしての金メダル以来初のメダルを獲得した。MVPはポーランドのオポジット、マリウス・ワズリー選手。そして以下がドリームチーム。
Best Outside Spiker – Lucarelli (BRA)
Second Best Outside Spiker – Murilo (BRA)
Best Middle Blocker - Marcus Bohme (GER)
Second best MB – Karol Klos (POL)
Best Libero - Jenia Grebennikov (FRA)
Best Setter – Lukas Kampa (GER)
Best Opposite – Mariusz Wlazly (POL)
Most Valuable Player – Mariusz Wlazly (POL)
Second Best Outside Spiker – Murilo (BRA)
Best Middle Blocker - Marcus Bohme (GER)
Second best MB – Karol Klos (POL)
Best Libero - Jenia Grebennikov (FRA)
Best Setter – Lukas Kampa (GER)
Best Opposite – Mariusz Wlazly (POL)
Most Valuable Player – Mariusz Wlazly (POL)
2014年9月21日日曜日
セミファイナル
男子世界選手権セミファイナルの結果。まず、ブラジル対フランスの試合は3-2 (25-18, 23-25, 25-23, 22-25, 15-12)フルセットの末、ブラジルが勝利。これでブラジルは4大会連続での決勝進出を決めた。ポーランド対ドイツの試合は3-1 (26-24, 28-26, 23-25, 25-21)、接戦の末、地元ポーランドが勝利。この大会11勝1敗という素晴らしい成績のポーランドが決勝進出を決めた。 ロシア対イランは3-0 (25-19, 25-21, 25-18) のストレートでロシアが勝利。これでロシアが5位、イランが6位となった。いよいよ決勝、史上初大会4連覇を狙うブラジル対地元ポーランド!
2014年9月18日木曜日
ラウンド3最終日
男子世界選手権、ラウンド3の最終日。まずポーランド対ロシアは3-2(25-22、25-22,21-25,22-25,15-11)フルセットの末ポーランドが勝利。フランス対イランも3-2〔25-20、25-23、22-25、19-25、15-9〕のフルセットでフランスが勝利した。これでフランスは9連勝、そしてポーランドが4連戦フルセットを征したことになる。この試合の結果ブラジルに加え、ポーランド、フランス、ドイツがセミファイナルへ進出、ブラジルはフランス、ポーランドはドイツとそれぞれ戦う。またセミファイナルの進出を逃がしたロシアとイランは5位6位決定戦を掛けて対戦する。
2014年9月17日水曜日
ラウンド3DAY2
男子世界選手権ラウンド3の2日目。まずドイツ対イランは3-0〔25-15、25-21,25-19)でドイツが勝利。今日のドイツはフランス戦とは見違え、エースのグローザー選手を中心に非の付け所のない素晴らしいプレイでイランを圧倒した。 特にレセプションが素晴らしく、あらゆる攻撃が面白いように決まった。一方のイランはドイツの高いブロック、そして強烈なサーヴに苦しんだ。得意のレセプションも珍しく崩れ、またミスも多く、いつものイランらしいバレーがあまり見られなかった。ブラジル対ロシアは3-0(25-22、25-20、25-21)でブラジルが勝利。やはりムリロ選手が戻るとチームが安定し、ブラジルらしい多彩な攻撃が可能になることを今日の試合で実感した。ワラス選手も今日はフル出場でケガも大丈夫なようだ。ブルーノ選手のセットワークも冴え、まさに全員バレーのチーム力全開。それにしてもルカレリ選手、ジャンプ力とパワーがワールドリーグの頃よりアップしているように感じるのは私だけだろうか? 一方のロシアは本大会、これまで以上にムゼスキー選手に頼った試合が多い感じがする。今日も素晴らしいプレイも見られたものの、チーム力でブラジルに及ばなかったようだ。この試合の結果ブラジルはセミファイナルへの進出を決めた。
2014年9月16日火曜日
ラウンド3DAY1
男子世界選手権、ラウンド3初日の結果。まずプールH、ポーランド対ブラジルの試合はフルセットの接戦の末(25 - 22、22 - 25、14 - 25、25 - 18、17 - 15)、ポーランドが勝利。この大会2リベロ制をとっているブラジルは、ほぼ完璧な試合運びでここまで勝ち上がってきたが、今日はケガのためムリロ選手を欠き、また好調だったワラス選手もフルで試合に出れなかったことが大きかったようだ。特に試合の後半大事なところでレセプションのミスが目立ち、接戦を制することが出来なかった。一方のポーランドはこちらもケガのためか調子の出ないウィニアスキー選手に代わって出場したミカ選手が活躍。またエースのワラズリー選手も31ポイントを上げ好調だった。プールGのフランス対ドイツの試合は3-0(25-15、24-26,25-22〕のストレートでフランスが勝利。この大会絶好調のフランスは、今日も素晴らしいディフェンスによる粘りのバレーで高いブロックを誇るドイツに快勝した。この試合、ドイツのエース、グローザー選手がいまひとつ調子に乗れず、またカリベーダ選手もミスが目立った。フランスはヌガペス選手が攻守共に活躍、計20ポイントを上げた。
2014年9月15日月曜日
ラウンド3
男子世界選手権、いよいよラウンド3がスタート。プールHに強豪が集まった感じがする。各プール上位2チームがセミファイナルへと進む。
以下6位以下の最終順位
7.カナダ
7.アメリカ
9.フィンランド
9.セルビア
11.アルゼンチン
11.キューバ
13.ブルガリア
13.イタリア
15.オーストラリア
15.中国
17.ベルギー
17.韓国
17.メキシコ
17.ベネズエラ
21.カメルーン
21.エジプト
21.プエルトリコ
21.チュニジア
以下6位以下の最終順位
7.カナダ
7.アメリカ
9.フィンランド
9.セルビア
11.アルゼンチン
11.キューバ
13.ブルガリア
13.イタリア
15.オーストラリア
15.中国
17.ベルギー
17.韓国
17.メキシコ
17.ベネズエラ
21.カメルーン
21.エジプト
21.プエルトリコ
21.チュニジア
2014年9月14日日曜日
ファイナル6
男子世界選手権ラウンド3へ進む6チームは、ブラジル、ロシア、ドイツ、フランス、ポーランド、そしてイランとなった。ワールドリーグで優勝したアメリカはフルセットの末アルゼンチンに敗れ、ラウンド2敗退。プール首位争いとなったブラジル対ロシアは3-1でブラジルが、フランス対ポーランドは2-3でポーランドがそれぞれ勝利した。以下ラウンド2各プールの最終順位。
プールE:
1.フランス (17 5/2)
2.ポーランド(16 6/1)
3.イラン (15 5/2)
4.アメリカ (14 4/3)
5.セルビア (9 3/4)
6.アルゼンチン (8 3/4)
7.イタリア (5 2/5)
8.オーストラリア (0 0/7)
プールF:
1.ブラジル (21 7/0)
2.ロシア (17 6/1)
3.ドイツ (15 5/2)
4.カナダ (10 4/3)
5.フィンランド (6 2/5)
7.キューバ (6 1/6)
8.中国 (4 2/5)
プールE:
1.フランス (17 5/2)
2.ポーランド(16 6/1)
3.イラン (15 5/2)
4.アメリカ (14 4/3)
5.セルビア (9 3/4)
6.アルゼンチン (8 3/4)
7.イタリア (5 2/5)
8.オーストラリア (0 0/7)
プールF:
1.ブラジル (21 7/0)
2.ロシア (17 6/1)
3.ドイツ (15 5/2)
4.カナダ (10 4/3)
5.フィンランド (6 2/5)
7.キューバ (6 1/6)
8.中国 (4 2/5)
2014年9月11日木曜日
ラウンド2DAY2
2014年9月10日水曜日
ラウンド2Day 1
男子世界選手権ラウンド2初日の結果。まずプールEから、フランスが3-1でアルゼンチンに勝利。手の怪我が心配されたリベロのグレベニコフ選手も無事コートに復帰し、いつも通りの素晴らしいディフェンスを見せた。一方のアルゼンチンはミスが多く、今日は勝負どころで決め手に欠けた印象。プール首位のポーランド対アメリカは1-3でアメリカが勝利。今日ポーランドはミカ選手の調子が悪く、すぐにクビアック選手と交代。一方のアメリカはアンダーソン選手が要所要所で大活躍。2セットがタイブレイクとなる接戦だったが、イタリア戦からようやく本来のリズムを取り戻したアメリカが常に試合をリードし、粘るポーランドを振り切った。アジア対決となったイラン対オーストラリアは3-1でイランが勝利、好調のセルビアは不調のイタリアを3-0で下した。この結果フランスが首位に出たものの、5位までの得点差は3しかなく、予想通りの混戦となった。プールF、カナダ対キューバのNORCECA対決はフルセットの接戦の末カナダが勝利。ドイツは中国に、ロシアはフィンランドに、そしてブラジルはブルガリアに3-0、ストレートの快勝。結果、ブラジルは首位をキープし、ロシア、ドイツ、カナダが順調にポイントを伸ばした。
2014年9月8日月曜日
ラウンド2
男子世界選手権、ラウンド2のプール分けと現時点での順位表。 各プールから上位3チームがラウンド3へと進む。
Pool E:
1 - ポーランド (9ポイント)
2 - フランス 〔7ポイント)
3 - セルビア 〔6ポイント)
4 - イラン 〔5ポイント)
5 - アメリカ 〔4ポイント)
6 - アルゼンチン 〔3ポイント)
7 - イタリア 〔2ポイント)
8 - オーストラリア 〔0ポイント)
Pool F:
1 - ブラジル 〔9ポイント)
2 - ロシア 〔8ポイント)
3 - ドイツ 〔6ポイント)
4 - カナダ 〔5ポイント)
5 - ブルガリア 〔5ポイント)
6 - フィンランド 〔2ポイント)
7 - キューバ 〔1ポイント)
8 - 中国 〔0ポイント)
Pool E:
1 - ポーランド (9ポイント)
2 - フランス 〔7ポイント)
3 - セルビア 〔6ポイント)
4 - イラン 〔5ポイント)
5 - アメリカ 〔4ポイント)
6 - アルゼンチン 〔3ポイント)
7 - イタリア 〔2ポイント)
8 - オーストラリア 〔0ポイント)
Pool F:
1 - ブラジル 〔9ポイント)
2 - ロシア 〔8ポイント)
3 - ドイツ 〔6ポイント)
4 - カナダ 〔5ポイント)
5 - ブルガリア 〔5ポイント)
6 - フィンランド 〔2ポイント)
7 - キューバ 〔1ポイント)
8 - 中国 〔0ポイント)
Day 9
予選最終日の結果。セカンド・ラウンドへの進出をかけたオーストラリア対ベネズエラはフルセットの接戦の末、オーストラリアが勝利。フランス対ベルギーの試合も大接戦となり、フランスのリベロ、グレベニコフ選手が途中怪我のためアウトサイドのナガペス選手と交代するというハプニングもあったが3-2のフルセットでフランスが勝利。ベルギーは惜しくもセカンド.ラウンドへの切符を逃がした。全勝のロシアをフルセットまで追い込んだブルガリアだったが、あと一歩のところで敗れた。プールDの崖っぷち対戦となったアメリカ対イタリアは3-1でアメリカが勝利。アメリカはこの大会初めて、ワールドリーグ優勝時に見せたような完成されたバレーを見せた。それにしてもミドルのホルト選手、19ポイントは凄い。イタリアはエースのザイツェフ選手がブロック時、ミドルのブリ選手との接触により右足首を痛め途中交代。次のラウンドもあるので大事でないことを祈る。イタリアは昨日のプエルトリコ戦より良い内容だったが、まだまだベストコンディションとは程遠い。その他の試合、メキシコはエジプトを3-2、フィンランドはチュニジアを3-0、ポーランドはアルゼンチンを3-0、カナダは中国を3-0、ドイツは韓国を3-0、イランはプエルトリコを3-0、セルビアはカメルーンを3-1、ブラジルはキューバを3-1でそれぞれ下した。
以下ラウンド1の最終順位。〔各プール上位4チームがこのラウンドでその上位チームとの対戦で獲得したポイントを持って、次のラウンドへ進む。)
Pool A: 1. ポーランド (5-0, 15), 2. セルビア (4-1, 12), 3. アルゼンチン (3-2, 9), 4. オーストラリア (2-3, 5), 5. ベネズエラ (1-4, 3), 6. カメルーン (0-5, 0).
以下ラウンド1の最終順位。〔各プール上位4チームがこのラウンドでその上位チームとの対戦で獲得したポイントを持って、次のラウンドへ進む。)
Pool A: 1. ポーランド (5-0, 15), 2. セルビア (4-1, 12), 3. アルゼンチン (3-2, 9), 4. オーストラリア (2-3, 5), 5. ベネズエラ (1-4, 3), 6. カメルーン (0-5, 0).
Pool B: 1. ブラジル (5-0, 14), 2. ドイツ (4-1,
12), 3. フィンランド (3-2, 8), 4. キューバ (2-3, 6), 5. 韓国
(1-4, 4), 6. チュニジア
(0-5, 1).
Pool C: 1. ロシア (5-0, 14), 2. カナダ (4-1,
11), 3. ブルガリア (3-2, 10), 4. 中国 (2-3, 6), 5. メキシコ (1-4, 2), 6. エジプト (0-5, 2).
Pool D: 1. フランス (4-1,
12), 2. イラン (4-1, 11), 3. アメリカ (3-2, 9), 4. イタリア (2-3, 5), 5. ベルギー(1-4, 5), 6. プエルトリコ(1-4, 3).
2014年9月6日土曜日
Day 8
男子世界選手権8日目の結果。まずプールD注目の試合、フランス対アメリカは、イタリアにフルセットで敗れたものの、イランを下しプール首位に立ったフランスが、第一セットこそ先取されたものの、リベロのグレベニコフ選手を中心にした素晴らしいレセプションとディフェンス、そしてルイジエー選手の決定力のあるスパイク等、チーム一丸となったプレイでアメリカを寄せ付けず3-1で勝利。またプエルトリコ対イタリアの試合は、粘りのあるディフェンスから今日絶好調のエース、トーレス選手が次々とスパイクを決め、プエルトリコが調子の出ないイタリアを3-1で破る番狂わせとなった。その他、アルゼンチンはオーストラリアを3-0、ブルガリアはエジプトを3-2、キューバはチュニジアを3-2、セルビアはベネズエラを3-0、カナダはメキシコを3-0、ドイツはフィンランドを3-1、イランはベルギーを3-1、ポーランドはカメルーンを3-1、ロシアは中国を3-0、そしてブラジルは韓国を3-2でそれぞれ下した。
予選最終戦を前に既に第2ラウンドへの進出を決めているチームは
プールA: ポーランド、アルゼンチン、セルビア
プールB: ブラジル、ドイツ
プールC: ロシア、カナダ、ブルガリア、中国
プールD: フランス、イラン
予選最終戦を前に既に第2ラウンドへの進出を決めているチームは
プールA: ポーランド、アルゼンチン、セルビア
プールB: ブラジル、ドイツ
プールC: ロシア、カナダ、ブルガリア、中国
プールD: フランス、イラン
2014年9月5日金曜日
Day 7
ローガン・トム選手RCカンヌへ
全日本の江畑選手が移籍を発表したフランスの強豪クラブ・チーム、RCカンヌは、ブラジル、イタリア、ロシア、トルコ、日本、中国など世界各国のクラブチームで活躍したアメリカのベテラン・スター、ローガン・トム選手がチームに加わることを発表した。イタリアのチェントーニ選手やセルビアのラシック選手他チームを支えてきた選手数名が他への移籍を発表しており、2014/2015シーズンは新しいラインナップによるチームの活躍が期待される。
2014年9月4日木曜日
Day 6
男子世界選手権6日目の結果。この大会スローなスタートが気になるイタリアは今日もベルギーに第1セットを先取されるが3-1で逆転勝ち。アルゼンチンはカメルーンを3-0、アメリカはプエルトリコを3-0、セルビアはオーストラリアを3-1、ポーランドがベネズエラを3-0で下した。フランスはイランを3-1で破りグループDの首位に立った。
2014年9月3日水曜日
2014年9月2日火曜日
Day 4
男子世界選手権4日目の試合結果。まずアルゼンチン対セルビアは、オープニングマッチで予想に反しあっけなくポーランドに負けてしまったセルビアが本来の安定したバレーを見せ、3-1でアルゼンチンを下した。そしてこの日注目の試合、イラン対アメリカはフルセットの末3-2でイランが勝利。イタリア対フランスは3-2でイタリアが逆転勝ち、ポーランドは危なげなく3-0でオーストラリアを、ベネズエラは3-1でカメルーンを、ベルギーは3-0でプエルトリコを下した。予想通りグループDはポイントを取り合う混戦となっている。
2014年9月1日月曜日
DAY 3
男子世界選手権3日目の試合結果。前回優勝のブラジルはドイツを寄せ付けず、3-0で快勝。ロシア対カナダは均衡した内容だったものの、ムゼスキー選手が存在感を見せつけロシアが勝利。フィンランドはフルセットの末キューバを、ブルガリアはストレートでメキシコ、韓国は3-1でチュニジア、中国は3-1でエジプトを下した。
2014年8月31日日曜日
Day 2
男子世界選手権2日目の結果。まず注目のイタリア対イランは1-3でイランが勝利。イランはミドルのセイード選手が8本のブロックポイントを含む合計16ポイント、オポジットのガフォー選手も同じく16ポイント。イタリアはザイツエフ選手が20ポイント。これで両チームによる過去6試合の成績が3勝3敗と並んだ。 ベネズエラ対アルゼンチンは0-3でアルゼンチン、フルセットの接戦となったベルギー対アメリカは2-3でアメリカ、カメルーン対オーストラリアは0-3でオーストラリア、プエルトリコ対フランスは0-3でフランスが勝利した。
2014年8月30日土曜日
初戦
男子世界選手権のオープニング・セレモニー後に行われた初戦、ポーランド対セルビアの試合は3-0(25-19, 25-18, 25-18)でポーランドが勝利した。緊張のせいか、信じられないほどレセプションが乱れたセルビアは終始ポーランドにリードを許し、本来のバレーが全く出来なかった。逆にポーランドは、ほぼ完璧に近いレセプションと素晴らしいディフェンスから面白いように攻撃が決まり、乱れるセルビアを圧倒。6万2千人と言われる大観衆の期待に答えた。アンティガ監督率いるポーランドチーム、これまでより遥かにディフェンスが良くなった感じがする。セルビアは最初から表情が硬く、ワールドリーグで見せたような安定したバレーが全く出来ていなかった。
それにしても、テレビの画面を通しての観戦でも、サッカーの試合並みの規模に圧倒される試合だった。
2014年8月29日金曜日
世界選手権予習
いよいよ始まる男子世界選手権。6チームによる4グループ、合計24チームによる大会システムをチェック。
グループA:ポーランド、アルゼンチン、セルビア、オーストラリア、カメルーン、ベネズエラ
グループB:ブラジル、キューバ、ドイツ、チュニジア、韓国、フィンランド
そして各グループの上位2チームがセミファイナルへ進出。
セミファイナルは9月20、そして決勝は翌日9月21日にKATOWICEのSPODEK ARENAで行われる。
予選ラウンド、最も厳しい戦いが予想されるのが、今年のワールドリーグ決勝ラウンドに進んだ3チームを含む、グループD。しかもセカンド・ラウンドでは、その次にタフと思われるグループAの上位4チームと同じグループEでの戦いとなり、アメリカ、イタリア、イラン、そしてグループAのセルビア、アルゼンチン、そして地元のポーランド他、決勝ラウンドまでかなり混戦が予想される。一方、ロシアとブラジルは今回比較的楽な組み合わせといえるのではないだろうか。よほどのことがない限り、決勝ラウンドへの進出はまず間違いないと見られる。
残念ながら日本チームは今回参加出来ていないが、アジアのライバル、イランやオーストラリアの試合にもぜひ注目したい。
グループA:ポーランド、アルゼンチン、セルビア、オーストラリア、カメルーン、ベネズエラ
グループB:ブラジル、キューバ、ドイツ、チュニジア、韓国、フィンランド
グループC:ロシア、ブルガリア、カナダ、エジプト、中国、メキシコ
グループD:イタリア、アメリカ、イラン、フランス、プエルトリコ、ベルギー
セカンド・ラウンドへは各グループから上位4チームが進み、グループEとFに別れ対戦。
グループE:グループAとDの上位4チーム
セカンド・ラウンドへは各グループから上位4チームが進み、グループEとFに別れ対戦。
グループE:グループAとDの上位4チーム
グループF:グループBとCの上位4チーム
サード・ラウンドへは各グループの上位3チームが進出。グループGとHに別れ、ファイナル・ラウンド進出をかけ対戦。
グループG:グループEの1位と3位及びグループFの2位
サード・ラウンドへは各グループの上位3チームが進出。グループGとHに別れ、ファイナル・ラウンド進出をかけ対戦。
グループG:グループEの1位と3位及びグループFの2位
グループH;グループFの1位と3位及びグループEの2位
そして各グループの上位2チームがセミファイナルへ進出。
セミファイナルは9月20、そして決勝は翌日9月21日にKATOWICEのSPODEK ARENAで行われる。
予選ラウンド、最も厳しい戦いが予想されるのが、今年のワールドリーグ決勝ラウンドに進んだ3チームを含む、グループD。しかもセカンド・ラウンドでは、その次にタフと思われるグループAの上位4チームと同じグループEでの戦いとなり、アメリカ、イタリア、イラン、そしてグループAのセルビア、アルゼンチン、そして地元のポーランド他、決勝ラウンドまでかなり混戦が予想される。一方、ロシアとブラジルは今回比較的楽な組み合わせといえるのではないだろうか。よほどのことがない限り、決勝ラウンドへの進出はまず間違いないと見られる。
残念ながら日本チームは今回参加出来ていないが、アジアのライバル、イランやオーストラリアの試合にもぜひ注目したい。
ロシアのソコロバ選手代表復帰?
今年のワールドグランプリを3位で終えたロシア女子チーム。大砲ガモバ選手続き、36歳のベテラン、ソコロバ(Lioubov Shashkova〕選手が世界選手権に参加する可能性があることが報じられた。現在まだコンディションが万全でないためそれ次第だという。
2014年8月28日木曜日
いよいよ男子世界選手権ポーランド大会
いよいよ2日後に迫った今年の男子世界選手権は、8月30日から9月21日まで初の開催国となるポーランドで行われる。そのポーランドでバレーボールは、多くのファンに愛される人気スポーツのひとつで、地元チームによる試合は必ず熱いサポータで埋めつくされるという。オープニングマッチが行われるワルシャワのナショナル・スタジアムには6万2千人の動因が予想されている。過去世界選手権のオープニング・マッチがサッカー・スタジアムで行われるの初めてのこと。 世界の強豪24チームが6チーム4つのプールに分かれて戦う今年最大のバレーボール・イヴェントは、ポーランド対セルビアの試合でスタートする。
こちら世界選手権ポーランド大会2014のオフィシャル・ソング
2014年8月26日火曜日
イタリア男子世界選手権ロースター
イタリア男子チームが世界選手権に参加する14人を発表した。
Setters: Dragan Travica, Michele Baranowicz
Outside-hitters: Simone Parodi, Filippo Lanza, Jiri Kovar Middle-Blockers: Emanuele Birarelli, Simone Anzani, Simone Buti, Matteo Piano
Opposites: Luca Vettori, Ivan Zaytsev, Giulio Sabbi
Libero: Salvatore Rossini, Massimo Colaci
Setters: Dragan Travica, Michele Baranowicz
Outside-hitters: Simone Parodi, Filippo Lanza, Jiri Kovar Middle-Blockers: Emanuele Birarelli, Simone Anzani, Simone Buti, Matteo Piano
Opposites: Luca Vettori, Ivan Zaytsev, Giulio Sabbi
Libero: Salvatore Rossini, Massimo Colaci
2014年8月25日月曜日
石川祐希イタリア・セリエA1へ
イタリア・セリエA1のクラヴチーム、モデナ・バレーは日本男子バレー界期待の新人、中央大学一年生の石川祐希選手と2014-2015シーズンの契約交渉に同意に達したと発表した。
ブラジル代表のセッター、ブルーノ選手をはじめ、セルビア代表のペトリッチ、コバセビッチ(弟)選手、イタリア代表のヴェトーリ、ピアノ、ロッシーニ選手、フランス代表のナガペス選手他、各国のスター選手が揃う強豪。1試合でも多く試合に出れるよう、頑張って良い経験を積んでほしい。
こちらが現地の記事
全日本対ブラジル
ワールドグランプリ最終戦、日本対ブラジル。 結果は0-3〔15-25,18-25,25-27)でブラジルが勝利し、優勝を決めた。プレッシャーが掛かったのか、日本はとにかくミスが多かった。失点27、極端な見方だが、ブラジルは何もしないで1セットを取れている数字。アタックのミスは、高いだけでなくスピードのあるブラジルの組織化されたブロックの厳しいところを抜こうとしてというのは理解できるが、さすがにこの数字ではではブラジルには勝てない。またこの試合、めずらしくメンバーチェンジのタイミングに疑問を感じたところが何回かあった。 しかし以下の通り、両チームの数字を比べると、ブロックでブラジルが当然上であることを除き、ミス以外はそれほど差があったわけではない。
Spike Spike % Block Serve Dig Reception Set Errors
Brazil 36 38% 10 2 35 52% 8.33 15
Japan 36 30% 3 4 44 56% 5.67 29
ロンドン・オリンピックでの試合同様、日本のブラジルに対する戦術が通用せず、逆にブラジルは日本に勝利した方程式を繰り返したように見えた。日本はブラジルのレセプションを崩すことが出来ず、両ミドルの攻撃に対応出来なかった。 トランジションのプレイも、サイドからの攻撃とその対応は両チームほぼ互角に見えたが、最後は決定力のあるブラジルのミドル攻撃に得点を許してしまった。 しかし2年前と違うのはブラジルのコンディション。リベロ以外同じスタメンで戦い続けているブラジルからは以前のような圧倒的強さは感じられず、第3セットで見られたように、集中力を持続することが困難になってきているように思う。攻撃も以前のように多彩ではなく、ミドルを軸にパターン化されている。本来であれば控えの若い選手をもう少しスタメンに加えたいところだとは思うが、世代交代が上手く進んでいないようだ。多くのメディアで語られているほど両チームの力の差は感じられず、可能性という意味では、今後修正可能な課題の明確さやロースターの厚みから日本にあるように思う。 今後ブラジルにどういう戦い方をするかが鍵だ。
新戦術が多くのチームに通用することが明らかになったが、ブラジルやアメリカのように組織バレーが完成されたチームにはもっと踏み込んだチームごとの戦略が必要ではないだろうか。残念ながらこの試合ではブラジルへのそういった新しい対策は見られず、相手に思うような展開をさせてしまった。
優勝は逃がしたものの、大会初の銀メダルは素晴らしい。選手及びスタッフの皆さん、お疲れさまでした。そしておめでとう!
Spike Spike % Block Serve Dig Reception Set Errors
Brazil 36 38% 10 2 35 52% 8.33 15
Japan 36 30% 3 4 44 56% 5.67 29
ロンドン・オリンピックでの試合同様、日本のブラジルに対する戦術が通用せず、逆にブラジルは日本に勝利した方程式を繰り返したように見えた。日本はブラジルのレセプションを崩すことが出来ず、両ミドルの攻撃に対応出来なかった。 トランジションのプレイも、サイドからの攻撃とその対応は両チームほぼ互角に見えたが、最後は決定力のあるブラジルのミドル攻撃に得点を許してしまった。 しかし2年前と違うのはブラジルのコンディション。リベロ以外同じスタメンで戦い続けているブラジルからは以前のような圧倒的強さは感じられず、第3セットで見られたように、集中力を持続することが困難になってきているように思う。攻撃も以前のように多彩ではなく、ミドルを軸にパターン化されている。本来であれば控えの若い選手をもう少しスタメンに加えたいところだとは思うが、世代交代が上手く進んでいないようだ。多くのメディアで語られているほど両チームの力の差は感じられず、可能性という意味では、今後修正可能な課題の明確さやロースターの厚みから日本にあるように思う。 今後ブラジルにどういう戦い方をするかが鍵だ。
新戦術が多くのチームに通用することが明らかになったが、ブラジルやアメリカのように組織バレーが完成されたチームにはもっと踏み込んだチームごとの戦略が必要ではないだろうか。残念ながらこの試合ではブラジルへのそういった新しい対策は見られず、相手に思うような展開をさせてしまった。
優勝は逃がしたものの、大会初の銀メダルは素晴らしい。選手及びスタッフの皆さん、お疲れさまでした。そしておめでとう!
世界選手権のトロフィーはどこへ?
先週金曜日、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで世界選手権のトロフィーが盗まれた。モダンかつアーティスティックなデザインのトロフィーは数ヶ月もかけてスイスの会社によって作られたという。大会に向けてのFIVBトロフィーツアー時にこの事件は起った。男子大会を目前にFIVBはリプレイスメントの準備を始めている。
2014年8月23日土曜日
ロシア対中国
ワールドグランプリ最終日第1試合、ロシア対中国。 結果は3-2〔21-25、14-25、25-22、25-20、15-31)、フルセットの末ロシアが逆転勝利で大会3位を決めた。試合経験の少ない選手の多い中国だが、高さでは劣らず、なかなか調子のでないロシアから2セットを連取。しかし、第3セットからようやくリズムに乗り始めたロシアが続く2セットを取り、フルセットへ。最終セット、ミスの出始めた中国をロシアがパワーで押し切った。それにしても中国、決勝ラウンドには出場していないズー・ティン選手を含めた3人の190cm代ティーンは末恐ろしい。世界選手権でのロースターが興味深い。
アメリカ男子チーム世界選手権ロースター
今年のワールドリーグで優勝したアメリカ男子チームが1週間後に迫った世界選手権参加選手14人を発表した。
1. Matt Anderson (OH/Opp, 6-9)
3. Taylor Sander (OH, 6-4)
4. David Lee (MB, 6-8)
6. Paul Lotman (OH, 6-7)
7. Kawika Shoji (S, 6-3)
10. Tony Ciarelli (OH, 6-6)
11. Micah Christenson (S, 6-6)
15. Carson Clark (Opp, 6-6)
17. Max Holt (MB, 6-9)
18. Garrett Muagututia (OH, 6-5)
19. Alfee Reft (L, 5-10)
20. David Smith (MB, 6-7)
21. Nick Vogel (MB, 6-9)
22. Erik Shoji (L, 6-0)
1. Matt Anderson (OH/Opp, 6-9)
3. Taylor Sander (OH, 6-4)
4. David Lee (MB, 6-8)
6. Paul Lotman (OH, 6-7)
7. Kawika Shoji (S, 6-3)
10. Tony Ciarelli (OH, 6-6)
11. Micah Christenson (S, 6-6)
15. Carson Clark (Opp, 6-6)
17. Max Holt (MB, 6-9)
18. Garrett Muagututia (OH, 6-5)
19. Alfee Reft (L, 5-10)
20. David Smith (MB, 6-7)
21. Nick Vogel (MB, 6-9)
22. Erik Shoji (L, 6-0)
全日本対ベルギー
ワールドグランプリ決勝ラウンド4日目、日本対ベルギー。結果は3-0 (26-24, 25-16, 25-15)のストレートで日本の勝利。序盤安定したレセプションとデフェンスを見せたべルギーに日本は苦戦した。しかし、根気よい狙い撃ちした日本のサーヴが今日も試合の流れを変えていった。特にそれをリードしていたのがキャプテンの木村選手だったように思う。途中から入った中道選手のセットワークも宮下選手とは違ったテンポでリズムを変え効果的で、また久々に起用された江畑選手もミスが少なく気持ちよくスパイクを決めていた。一方のベルギー、ヴァンヘッケ選手の膝の具合が良くないのか、決勝ラウンドに入り明らかにスパイクの本数が減っている。他にも決定力のある選手がいるものの、予選での強さは、やはり絶対的エースである彼女の存在だった。この試合では後半乱れたが、第1セットのような安定したレセプションとディフェンスを維持し、ヴァンヘッケ選手が万全となれば、非常に怖い相手だ。世界選手権では同じプールなので日本は要注意。
そして日本の最後の相手はブラジル。参加チーム中最も攻守にバランスが取れ、組織的なバレーをするチーム。粘り強く速いバレーだ。しかしチームの生命線はミドルなので、日本はこれまでの決勝ラウンド同様、根気よく強いサーヴでミドルからの速くて高い攻撃をさせないようにしてほしい。ロシアやトルコに比べると両サイドからの攻撃はそれほどでもないので、外からの打ち合いになれば、日本にも十分チャンスがあると思う。同時に今のブラジルはトルコ戦でもあったように、一度レセプションが崩れると意外にもろいところがある。 今日も海の向こうから応援、頑張れ日本!
その他の試合、中国がトルコを3-2、ブラジルがロシアを3-0で下した。
そして日本の最後の相手はブラジル。参加チーム中最も攻守にバランスが取れ、組織的なバレーをするチーム。粘り強く速いバレーだ。しかしチームの生命線はミドルなので、日本はこれまでの決勝ラウンド同様、根気よく強いサーヴでミドルからの速くて高い攻撃をさせないようにしてほしい。ロシアやトルコに比べると両サイドからの攻撃はそれほどでもないので、外からの打ち合いになれば、日本にも十分チャンスがあると思う。同時に今のブラジルはトルコ戦でもあったように、一度レセプションが崩れると意外にもろいところがある。 今日も海の向こうから応援、頑張れ日本!
その他の試合、中国がトルコを3-2、ブラジルがロシアを3-0で下した。
中国期待の新人
ワールドグランプリ、中国対トルコ戦。結果は3-2(25-22, 18-25, 22-25, 25-23, 21-19)で中国が逆転勝利。若い選手達に経験をつませている決勝ラウンドでの中国だが、この試合で注目だったのが199cm、若干17歳のユアン選手。高いブロックと6本のサーヴィスエースで勝利に貢献した。プレイ自体はまだまだ荒くスピードさほどもないが、17歳とは思えない自信に満ちた闘志溢れるプレイに未知の可能性を感じる。東京オリンピックで日本を苦しめる存在になりそうだ。
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